カウンセラーにならなかった理由 | e-子育て.comのスタッフブログ~子育て、教育のヒントをお届け~

e-子育て.comのスタッフブログ~子育て、教育のヒントをお届け~

10歳までの子育て応援サイトe-子育て.comが子育てや教育のヒントをお届け!
長年小学生に学習指導した経験を皆さんにお伝えしたくて、小学生の勉強の悩みや家庭学習、集中力・やる気スイッチの入れ方等書いています。
ブログの内容を実践して子ども2人が東大卒業しました。

先日夕食時に教育心理学専攻で修士号もとった子羊がなぜスクールカウンセラーにならなかったのかを話していました。

 

カウンセラーというのは第一に傾聴というスキルが必要です。

 

実習をしてみてクライアントの話に口をはさまずに聴いているのは自分に向いていないと感じたそうです。

 

UnsplashChristina @ wocintechchat.comが撮影した写真

 

そう、羊家は子羊たちが先を争ってしゃべる家風なので、なんなら人の話の上に被せて話題を乗っ取るとか「ねえ、聞いてよ」と聞いてもらえるまで言い続けるなどの主導権争いが激しいです。

 

そんな家族に揉まれて育ったので傾聴は無理だったということでしょうか。

 

母羊にはそうした話もしていたのでしょうが羊は初めて知りました。

 

子どもの進路というのは、小中学生くらいでは見えていないことが多く、高校で大学受験でどの学部や学科を受けるかで初めて意識することも多いでしょう。

 

でも十代の若さでは世の中の幅広い仕事のほんの一部しか見えていません。

 

羊自身も、本当は何か音楽に関係ある仕事につきたいと思いましたが、音楽に関係する仕事だと音大にいかなくてはいけないと思いこんでいて、その時点からでは遅いし家の経済力では無理だと考えてしまいました。

 

でも、音楽関係の出版社・コンサートの企画会社・ピアノの調律師・ホールのスタッフ・映画やドラマの音響関係など音楽に関われる仕事はたくさんあるわけです。

 

そうした職業につながる学部選択をしていたら、今とは違う生活があったかもしれません。

 

知識がないばかりにそうした選択肢をはなから除外していたのです。

 

わが子の進路については、そうしたたくさんの道があるよと示してやることも親の役割かなと思います。(羊)