孫羊の希望で 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』 を一緒に見てきました。
ジョニー・デップ版の映画よりも前の話で、チャーリーがチョコレート工場を作るまでを描いています。
最寄りの劇場で見たのですが、字幕版はやっていなかったので日本語吹き替え版でした。
孫羊の英語の勉強も兼ねて字幕が良かったのですけれどね。
付き添いの大人目線でいうと、それなりに楽しめましたが、孫に連れらなければ行かなかったと思います。
どちらかと言えばゴジラ-1.0の方が見たかった。
若き日のチャーリーを演じたティモシー・シャラメが人気らしいですね。
多くの女性ファンが付いているとか。
だから子供連れではない若い女性が見に来ていたというわけ。
ツッコミどころは満載ですがファンタジー映画なので仕方ないかな。
それにしてもご都合主義ですけどね。
ジョニーの演じたチャーリーに比べるとブッ飛び具合が少々足りない感じがしました。
黒人のチョコレート会社経営者が登場するのは人種多様性を担保するためなのでしょうが、時代設定からすると無理があり、疑問符が頭に浮かんでしまいました。
近年のハリウッドは黒人が演じる必然性がないどころか、それだと不自然になる役をキャスティングする傾向が強いです。
ディズニーのアニメですら有色人種の主人公が多いですから。
黒人俳優自身が、「黒人が出ればいいというものではなく、自分たちが演じる必然性のある役で出たい」と言っているのを聞いたことがあります。
つまり一つの作品で多様性を担保しようとするのではなく、白人主演の映画もあるし、黒人主演の映画もある。
監督やスタッフも同様。
そんなことを考えてしまうとちょっと興ざめです。
でも親子で見られる健全な実写映画をお探しなら冬休みにお子様と一緒にどうぞ。(羊)