常識は学習するための大切な基盤となるものです。
例えば、豆腐を冷たいままで食べる料理を「冷奴」と呼ぶことを知らないと、冷奴が手間を掛けないことの象徴として書かれた文脈の理解ができません。
常識と持っている語彙の数には強い相関があります。
知らない言葉に出会ったらすぐに、「それどういう意味?」と聞いてくる感度の高い子どもは、常識があって語彙も豊富です。
知らない言葉が目の前を通り過ぎても、特に気にならない子どもは常識も乏しく語彙も少ないのです。
言葉に対する感度は個人差があるので、やむを得ない面はありますが、だからといってそのままにするのも考えものです。
言葉が面白いと思うような遊びで、言葉に対する感度を高めたいものです。
例えばそれは「しりとり」であったり「早口言葉」であったりします。
他にも上から読んでも下から読んでも同じになる回文、言葉遊びであるダジャレ等。
それと豊富な体験です。
経験によって知識が裏打ちされ、血となり肉となるのではないでしょうか。(羊)
小学生のうちに覚えておきたい すこし難しいことば
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