浄明寺コンサートと、サラちゃん | ERI`sLeaf

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ピアニスト・黒田映李のBlogです。


ブラームスのヴァイオリンソナタ。

3作品とも生と死の深淵を描いているような、現世も来世も、循環を感じるみずみずしい作品だなとひも解いています。




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先日、17歳と数カ月生きた実家のビーグル犬が星になりました。
天然ベランダ犬サラちゃん。考えてみたら私の人生の半分以上、彼女と時間を共にしていたことになります。

日曜日に弾かせて頂く浄明寺さんコンサート。
2013年にソロを弾かせて頂いた数日後、一匹目の愛犬を見送りました。

今回は二匹目をお見送りしたタイミングとなり…
偶然ですが、感慨深く、改めてニ匹共にありがとうを込めて音楽してきたいです。





今回共演させて頂く三又氏は、大学時代からの大親友の旦那さま。(大学の先輩。)

先日、一年間のウィーン研鑽を終え帰国してきたばかりで、その感覚と和声感、やさしいやわらかな音楽は、一緒に弾いていてとても心地がよいです。




バンジョーとフィドルを皮切りに、チャイコフスキー、クライスラーの「楽しい」小品達と、ブラームスの二番のソナタを演奏します。


赴きある初冬のお寺@西条。
三又氏のトークも必見です。

よかったら是非是非、おこしください!



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世界中で痛ましい事件が立て続いており、
生と死とは、人とは、自分とは、自国とはと思考することが多くなりました。

どこにいても危機感と責任感を持って、生きていかねばならない時代。
解決策の見えない世界。



ご冥福を、お祈り致します。