9月5日土曜日。
4日の砥部公演の翌日は30代トリオ、道後の宝厳寺チャリティーコンサートにて演奏させて頂きました。
二年前に全焼し、国重要文化財である一遍上人立像ごとなくなってしまった宝厳寺。
コンサートの二週間前に初めて伺った時、まだ木の枠組が立ったばかりのむき出しの建物内、
当日ライトアップを受け、楽器が入り、どのような空間になるのか全く想像がつきませんでした。
たくさんのお客さまと、あいにくの小雨ですが、その雨音、大合唱の鈴虫の声…
この空間のてっぺんへ向けて、鎮魂、そして再生への願いを込めて、演奏させて頂きました。
決定から当日まで、たくさんの方がご協力、動いて下さり、このような空間が生まれ、
後一押しの寄付をと音楽で参加させていただけたこと。その輪の中に入れて頂けたこと。
心から嬉しく、感謝しております。
雨での湿気で楽器には最悪のコンディションな中、
全力で弾き切ってくれたメンバー、サポート下さったピアノ調律師さんにも、心からありがとうです。
新聞各社や、NHKニュースでもとり上げて頂いたそうです。
砥部、そして道後と貴重な演奏の経験を積ませて頂きました。
関係者の方々、ご来場下さった皆様に御礼申し上げます。
30代トリオ、今後ともよろしくお願い致します！
