私はこんな生き方をしている割には、びっくりするほど、
ピアノがあまり好きじゃない方だと思います。
そんなながらもw、音楽に、音楽家に感動続け、弾き続けています。なう。
アンサンブルは楽しいのに、ソロは全く触れたくない。
ソロプログラムを考えることも、しんどい。
そんな日々、
死相感漂うシューベルト作品達に、更なるうつうつうつうつ…
今回は、
アンデルジェフスキのひたむきで純粋でいて学者肌なピアノと、
頂いたソロ演奏の依頼に脱出口を見つけました。
更に本日、先日のデュオ録音をお届け頂き、聴きかえし。
2007年から8年に弾き続けた曲を生徒さんがレッスンにもってきてくれた場面からは、
夕焼けのニュルンベルクの色や匂い、風景を思い返し、その時代の自らの録音を聴きあさり、なんだか、ひたすら励まされました。
まだまだ至らないことはたくさんあっても、
多感に吸収し、表現しようとしていたあの時期。
懐かしい…
ドイツに渡り、第一曲目に学んでレパートリーとした曲。
それは同時に、ドイツの最後の試験での、選択曲。
この春、ソロプログラムに再び組み込もうと思います。