もがきもがーきな場所にいることは重々承知ですが、
今回の本番前はちょっと苦しかった…
そんな新しいクラスでのクラスコンサート第一弾から、昨日帰ってきました。
ここ数年で型にはまってきていた本番への持って行き方、
思いきり変えてみている最中です。
ここ数日はファンタジー意欲が大幅低減し、しっくりくる大きなものが何も出てきませんでした。
じゃあどうするの?でもお客さんの前で弾くよ?という自問自答にも、これまでは何かしら出てきた火事場の解決策も浮かばず、そんな自分にもはや失望を覚え、その状態で出発。直前までごりごりにレッスン受講→本番で弾いてきました。
やっぱり、本番中は充実感でいっぱい…
聴衆の集中力に励まされ、あんなに平坦だった心のアンテナがわさっわさっと刺激を受けているのが弾きながら分かり、ああ、これが本番だと改めて感じ、体の内側で泣いていました。
今回は二曲ほど、30分弱の演奏だったけれど、
汗だくの空っぽで、弾き終わって舞台から去るまでの記憶があまりありません。
ああ苦しかったんだ・・・ と、ただぽつねんと思いました。
その後、同門の子達とふれあい、
音楽激論をおかずにご飯を食べ、
翌日再びレッスンを受けご指導頂き、
今回はこの本番を超えて気付くことに意義があったんだという発見を、いくつか持ちました。
「自分の為に弾くのよ」
先生の現役演奏家としての強い意志には、特に新鮮さを覚えました。
それはそのまま、私の弱点を総括したお言葉です。
これまで学んできて、色んな場で弾かせて頂いてきて、
今、その全部を持って、変化しなければいけない時にいることを痛感しています。
出来る限りひたすら弾きこもって、演奏を重ねて、
答えに辿りつくまでの旅路、一ミリもすっとばさず着実に歩んで行きたいです。
引き続き弾けること、熱血指導を頂けること、聴いて頂けることに、心から感謝。
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HPのプロフィール、
少しだけ更新しました。