ピアノが見つかったというお話 | ERI`sLeaf

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ピアニスト・黒田映李のBlogです。


ヨーロッパでお引っ越し。
ドイツ時代含めトータル5軒目です。はは・・



こちらでは毎回、楽器やさんからピアノを借りています。

この半年は大学で練習していたのですが、やはり連休閉校していたり、落ち着いて自分の目的に合わせてペースを作るには難しい環境でした。


ということで、再びウィーンへお引っ越し&マイピアノを借り入れることに。



☆私の手は筋肉の増減が激しいので、日々練習に使う楽器、弾きごたえがしっくりくるもの。

☆そこそこの大きさで、音楽の幅もきちっと表現できること。

☆借りる元となる楽器やさん、システムがしっかりしていること。

☆上限、月々・・・ユーロ。


等、自分の中で決まり事を胸に三千里。



新学期始まってすぐのこの時期、すっかり出払ってしまっている今ピアノを探すというのはやはり困難でした。

しかしおかげ様でウィーン市内殆どすべての楽器やさんを訪ねいろんな方と知り合い、システムを教わり、色んな楽器を試させていただけました。



お世話になることになったのは、なんとなくネットでみつけた楽器やさん。


ニュルンベルク時代に借りていたペトロフもあって、まずはそれを弾かせてもらったのですが、中古にもかかわらずもうまさに「これ!こうだった!!」という、ペトロフの特性そのままの弾き心地で、ここなら何か大丈夫かもしれない!という予感がありました。


地下に案内してもらい出てきたのは、中古のカワイ。

最近カワイが気になっていたので、どうかな―と思いつつ試弾してみると、これまた悪くない。

とりいそぎ契約書を作ってもらって、一日眺めて決めるという流れだったのですが、私の名前の綴りも一つも間違えずすんなり書いてしまい、仕事が丁寧でやさしいおばちゃん。


もう一つ訪ねたところも魅力的だったのですが、まわれ右してここに決めました。


最後の詰めで猛烈に色んな質問をしてしまったので、信用してないのかしらこの子…と思われたかもしれないのはちょっと心残りですが・・おばちゃん好きだよ。おばちゃん。今度しっかり伝えてきます。w


そのすぐ後、先週訪ねた楽器やさんから再度お電話かかってきて、すみませんいましがたここで決めましたというご報告をすることに。。しかし、「そこは!うちと同じ工房だ!しかもその値段でそれなら仕方ない―…」 とお墨付きコメント頂けたので、もっと安心しました。


晴れて三日後、お引っ越しです。


ピアノは来週のどこかで入ってくるので、それまでに絨毯を探します。



…ってことで、

レッツ、絨毯屋さん巡り!


トゥービーコンテニュー。