帰欧とスタート | ERI`sLeaf

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ピアニスト・黒田映李のBlogです。


毎回、コンチェルト本番に向けては頭フル回転で、
終わった後にこれでもかと反省することばかり・・・

この形態がピアノ弾きにとって上方に位置すること、痛感します。

また一つ大きくノビしろを見つけられたので、常に前進するのみ!


経験に、ひたすら感謝です。





ってことで、ヨーロッパに戻ってきましたアップ


インチョン経由であっという間にお家かなと思っていたら、
フランクフルトからリンツ行きの電車、到着日中にはないとのこと。

・・・しかたない。ニュルンベルクで一泊することに。


メッセ中につき、尋ねたホテルはすべて満室。。
結局お友達のお家へ、突然の宿泊願いでヘルプしました。


リンリン、翌日お引っ越しにもかかわらずものすごいおもてなしをしてくれて、一緒に受けたイタリアの講習会を思い出すわね、貴方がきてくれて嬉しいわと喜んでまでくれて・・・ ありがとうリンリン。大好きですリンリン。


ということで、無事にお布団で寝られて、翌日リンツへ到着しました。






徐々に引っ越しを始めますが、まずは地道に楽譜集めと、練習再開。


リンツの先生はおやさしくて、楽譜棚から必要な楽譜があればいつでも貸して下さるのですが、
今回ブラームスのソナタにおいては、これ新しいから半額であげるとのこと・・・

ドブリンガ―(楽譜やさん)にいく手間が省けた!w

しかもウィーン原典版!以前はブライトコプフ版だったので、発見が楽しみです☆




バッハも新しいものを。

パルティータの何弾こうか夏中悩んでいたのですが、

「二番はアルゲリッチが舞台で弾くたびに、霊的なインスピレーションを得るそうだ。」

とのことで、わくわく譜読みします。




昨日久しぶりにピアノに向かいソロ曲をさわり、そうそう簡単でないと思っていた手のポディション移動がスムーズに運べていることに驚きました目

チャイコフスキーの手のポディショニング、やはり相当複雑なものだったのだと実感します。

チャイコンに関してはまだまだ意欲冷めやらず、本番後にこんなこと私にとっては珍しいのですが・・しばし弾き続けてみようと思います。



思っていたよりも暖かかったヨーロッパ。
だけど部屋の中はさむいです・・・
 

今日もがんばるぞ!キラキラ