10月5日からは次の訪問地フィレンツェです。ここでは人生初の衝撃体験をします!乞うご期待?!
10月5日
ミラノからフィレンツェへ移動の日。朝早くからイタロに乗って移動しました。9時前にはフィレンツェのターミナル駅であるサンタマリアノヴェッラ駅に到着しており、滞在先にチェックインするまでカフェなどで時間をつぶし、チェックイン後アポなしで地元のil contadinoというトラットリアに入りコスパの良いランチを食べました。
食後は、かの有名な?ベッキオ橋で観光客の人だかりを見つつウフィッチ美術館の行列に並びました。第一日曜日なので入館料が無料とあって、やたら人が多い。待ち時間が長すぎでトイレに行きたくなり、ごった返す人並みの中トイレを探しやっとのことで見つけ最悪の事態を免れました。
ウフィッチ美術館の後は、アカデミア美術館、メディチ家の礼拝堂と、無料で行ける美術館をハシゴしました。ワシでも見たことがある絵画や彫刻がありましたが、美術館巡りに飽きてきて、アカデミア美術館のダビデ像については股間のアップ写真を撮るなどしておふざけモードになっていました。翌日恐ろしい事件が発生するとは予想だにしていませんでした。。(ダビデの祟りか?!)
10月6日(Xデー)
この日は朝早くからフィレンツェから西に約100kmのピサの斜塔で有名なピサへ電車(トレニタリア:Trenitalia)で移動し、最寄り駅のPisa San Rossore駅で下車しました。そこから数百メートル歩いていくとドゥオーモ広場へ。すぐにそびえたつピサの斜塔が見えてきました。
斜塔への入場時間の9:30には少し時間があるので今のうちにトイレに行ってこようと有料トイレ(使用料1€)を探して用を足そうとしたら、なんと尿意はあるのに尿が全く出なくなり、尿の代わりに血が出てきました。。こんな経験初めてで、妻に報告すると妻が泣き出してしまいました。
9:30が迫ってきていたので何はともあれ斜塔に入場し、高さ50m以上ある頂上まで階段を上り(296段)、とりあえず眺望を堪能しました。その後洗礼堂やSinopie美術館など、27€もするチケットで入れる所はくまなく入りました。その後もまた有料トイレに入るも状況は変わらず尿が出ません。。
尿がでないままピサを去り、電車でフィレンツェの宿に戻るが出血も止まらず、背中が痛くなってきました。腎臓まで尿が溢れてきたのかと思い、さすがに病院を探すことに。調べると宿から徒歩20分くらいの所に公立の救急病院があるそうで、そこに直接行くしかないとの判断で、さすがに歩けないので駅でタクシーを待ち(約15分)、そこから20分くらい狭いクネクネ道を通り病院にたどり着きました(15時頃)。
受付のおばさんにスマホ翻訳で状況を説明し、診察待ち状態になりました。通常イタリアでは病院の飛び込み(アポなし)では5時間とか待たされるのが常だとか。待てども待てども呼ばれず、一方体の調子がすこぶる悪く、これで万事休すかという時にアイディア(悪知恵)が沸きました。
股間に止血のために入れていた血染めのティッシュをおもむろに見せ、悶え苦しんで見せたところ、ほどなく医者がやってきて診てくれました。すぐに尿道にカテーテルを挿入し、ワシの膀胱を心臓マッサージのように容赦なく両手で押され、体内に溜まっていた尿があれよあれよという間に流れ出ていき、それまで何時間も襲っていた尿意が無くなり、気持ち悪い状況からやっと解放されました。その後は3Lくらいの液体で点滴かと思いきやどうやら膀胱洗浄のようでずっとベッドで横になっていました。ベッドではスマホ使用ができたので、待合室で待機中の家族とラインして状況を報告。21時頃には終わるのかなぁと思っていたら、同量の洗浄液が更に追加され、お泊りを余儀なくされました。医師曰く「尿が赤いから帰れない」とのこと。22時過ぎに家族との面会が許され、お泊りすることを詫びて宿に帰ってもらい、翌12時に医師とのアポを入れてもらいました。
翌朝尿の色も落ち着いてきて、昼頃には通常の色になっていました。医師から英語にて説明を受けたが、原因とかはよく聞き取れず、カテーテルに樹脂製の栓(コルクと言っていた)をして、旅を続行してよい、飛行機にも乗ってよいとの許可をいただき、13時頃無事退院しました。治療費は物価高のイタリアでは想像もできないくらい安価でした(金額はご想像におまかせ)。
医師からは次の注意事項を遵守するよう英語で説明されました。
・清潔・衛生管理に十分注意してください
・(帰国後)泌尿器科を受診するまで、カテーテルは留置したままにしてください
・尿意がなくても、2時間ごとに排尿を行ってください
・十分に水分を摂り、香辛料の強い食品、ビール、フルーツジュースは避ける
この2時間ごとに排尿をするというのは実際やってみるとかなり大変でした。カテーテルをしていていると歩くだけで膀胱に違和感を感じ、まるで尿意があるような感覚になり気持ちが悪くなります。何よりも尿が本当に満タンになったかどうかの見極めが激ムズでした。また、通常尿道カテーテルを入れた場合、ウロバッグという尿を溜めておくバッグを付け、半日とか一日尿を溜められるようになっています。今回は旅行者ということもありバッグ無しで、カテーテルの先端にあるコルクを取って2時間ごとに排尿をしなければなりません。
退院後遅い昼食をとって、夕日が絶景と言われる郊外にあるミケランジェロ広場にタクシーで移動しました。到着したのが日の入り前のちょうどよい時間で、フィレンツェ中心街や夕日をカメラに納めました。観光客がどこからともなく湧いてくる感じで、1,000人くらいいたのではないかと思います。
さて翌日はパリへの移動です。その日の夕飯は、ワシのために買っておいてくれたパニーノ(複数形はパニーニ)で退院祝いをしてもらいました。























