瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)
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次のご相談です。
先生:「自信が持てない。どうすれば自信が持てますか?と、何回もこのラジオでお答えしてきたような気がするんですけれど、この暑い季節に自信がなくなるのと、寒い時期に自信がなくなるのとでは種類が違うの。なので、毎回季節が変わるたびに取り上げるようにしています。どうやったら自信が持てるようになるのか?
自信をつけるには順番があるということを知りましょう。何も自分で変わる努力をしていないのに、〇〇をしたら自信がつくみたいな、ミラクルな自信をつける方法はありません。”あなたは大丈夫”と唱えるといいとか、そういう人もいます。もちろん有効です。
本当に自分で人を持って歩んでいけるようになるには、非常に簡単でシンプルな順番がある。けれど、本気でやってもらわないと自信は簡単にはつかない。本当に自信があるという状況を仮にできたとするなら、こんな状態なんだって別世界のように感じる。私はどうなのか。あるカテゴリーに関しては揺らがぬ自信がある。ドラムとかいま練習中のものは自信はない。自信がある時にみる世界と、自信あない時にみる世界は全く別なもの。」
年美さん:「先生でもずっと自信があるわけではないんですね。」
先生:「とんでもない。ドラムなんて全然できないんだけれど、このまま練習したらプロ級になれる自信はある。これもさっきと同じなんだけれど、
自分が何をしたいのか?
自分がどうありたいのか?
それを見つける。またはそれを定める。けれどみんな周りに流されるの。ほとんどが誰かが言った意見に便乗しているだけなの。あなたの人生において、あなたは何をしたいのか。どうありたいのかちゃんと見つけて定める。そこに向けて繰り返し行う中で自信はついていく。自信というのは、自分がどうありたいかと定めた中でそれに向かっていくうちに、気づけば備わっているものなのよ。」
年美さん:「やっぱり繰り返しの力なんですね。」
先生:「その一歩手前でつまづいていて、本当にあなたがどうしたいと思っているか。流行りでも他人の意見じゃないのよ。そして定めることがみんなできてないの。まだスタート地点に立ってないのよね。
いまお話会で話しているんだけれど、自分がどのように命を閉じたいか。終焉に向かってどのように人生を終えたいかを定める。それに向かってひたすら心や行動を選らんで進んでいく中でおのずと自信がついてくる。どこかに”自信”たるものがあってベストのように着れるわけではない。少しづつ編み物のベストのように身に纏われていくもの。」
区切りがいいのでこの辺で
自信がないというご相談は本当に昔からよくラジオでお話しされています。多くの人が原因は違えど同じ分類のことで悩まれているんだと感じます。スポーツ選手の方もよく言っていますが、最初から自信がある人なんていないので、みんな小さな成功を自分で認めて積み木のように積み重ねているんだと思います。
私も自信がなかったのですが、大きな間違えをしていたのは小さな成果を認めてなかったんですよね。大きな成果しか認めない。けれど、そもそも仕事で平民なので大きな仕事なんて来るわけがない。それで急にちょっと今までと違うようなことが起きると、今まで経験していないから自信がないとヘタレてました。今思えば小さなことも認められないのに、やったこともないようなことをしてもアラが見つかるばかりで認められないんですよね。自分の中に褒めるとか認めるという言葉がないから。
ご相談者の方がどうだかわかりませんが、もしかすると私のように褒めたり認めたりする言葉が、そもそも自分の中に少ない人かもしれないと思いながら聞いてました。
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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。