前回は「なぜ鳴きイッツーが上がれるのか」についてお話しました。
今回は「鳴きイッツーの具体的な狙い方」をお伝えしていこうと思います。
まず、鳴きイッツーはどのようなときに狙うのか。
例えばこのような手牌のときです。
ドラ
ドラの暗刻があって上がりたい手牌ですが、ペンチャン・カンチャンばかりで上がるのは難しそうです。
ペンチャン・・・端の12、89で構成されるターツ
ex.、
カンチャン・・・13、24、46など間の牌が抜けているターツ
ex.、
ここでの部分に注目してください。
イッツーが狙えそうですね。
とは言えを全てツモれる確率はかなり低いでしょう。
そこで、他家の力を借りるのです。
上家からをチーしましょう!
チーが加われば、ツモだけに頼るよりも2倍の確率でほしい牌が手に入ります。
特に、イッツーはペンチャンやカンチャンなどの「愚形」になることが多いので、鳴きを入れるのが効果的です。
ここまででお気づきかもしれないですが、「鳴きイッツー」を狙う条件は、「鳴き三色」を狙う条件とほとんど同じです。
鳴き三色の記事も読んでいただくことでより理解が深まると思います。
鳴きイッツーを狙うのも、
どうしても上がりたいのに、形が悪い・役牌なし・喰いタンにも向かえないという状況ですね!
ただ、何度も言いますが、鳴きにはリスクが存在するので、どうしても上がりたいときだけ鳴きましょう。
どうしても上がりたいときというのは、
・負けている状況で、手牌にドラが3つある
・オーラスで千点でも上がればトップである
というようなときです。
「なんか全然上がれてないからそろそろ上がりたい」
「この手牌なら上がれそうな気がする」
などという漠然とした目的で鳴いてはいけません。
(鳴きのリスクについてはこちらの記事をご覧ください。)
鳴きイッツーも使いこなせれば非常に強力ですが、大きなリスクがあることも忘れていけません。
ここぞというときに狙うようにしましょう!
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
これで「一気通貫」編は終わりです。
次の役でいよいよ最後となります。
残る役は何だと思いますか?
よければ予想のコメントをください(^_^)