チャンタは安易に狙うな! | 4年もの間、麻雀でカモにされ続けた負け組が「たった1つの法則」で麻雀歴50年の勝ち組をカモにできるようになった『下剋上麻雀術』

4年もの間、麻雀でカモにされ続けた負け組が「たった1つの法則」で麻雀歴50年の勝ち組をカモにできるようになった『下剋上麻雀術』

ギャンブルの才能ゼロの僕が
あなたに、麻雀で強くなるための最短ルートを教えます。
麻雀は「勝つことがすべてじゃない」ですよ!

どうも、井上です!


これまで、ホンイツ・タンヤオ・トイトイ・チートイ・三色・イッツーの6つの役をご紹介してきました。


残る役はなんでしょうか?



狙うべき役の最後を飾るのは・・・


チャンタです!


「お~」という感嘆の声が聞こえてきましたよ(笑)


しかし最後の役だからといって、それほど強い役かというと、そうとは言えません。


チャンタは非常にリスクの大きい役だからです。


なぜリスクが大きいのか、その理由を今からお伝えします。


まず、チャンタとはヤオチュウ牌(1・9・字牌)が含まれるメンツだけで構成される役です。

東東一萬二萬三萬七筒八筒九筒一索二索三索七索八索九索

一萬一萬一萬七萬八萬九萬七筒八筒九筒一索二索三索北北
(チャンタ)

こういった手牌ですね。

チャンタは面前なら2翻で、鳴くと食い下がりが発生して1翻になります。


そして、

一萬二萬三萬七萬八萬九萬一筒二筒三筒一索二索三索九索九索

一萬一萬一萬九萬九萬九萬一筒二筒三筒七索八索九索九索九索
(純チャン)

このように字牌なしのメンツで構成されるチャンタは、「純チャン」といって、面前なら3翻、鳴くと2翻の役になります。


これらはチャンタを上がったときの形ですが、配牌時点だとこのような手牌です。

一萬一萬七萬九萬八筒九筒九筒一索二索二索南西北北


カンチャン・ペンチャンばかりで、すごく上がり辛そうな手牌です。


そう、チャンタのリスクの1つは「上がれる確率が低いこと」です。


また、上がり辛い理由は愚形が多いだけではありません。


チャンタはヤオチュウ牌を含んだメンツで作らなければならないので、4~6牌は使えません。

それ故に、赤伍萬赤五筒赤五索を含めた真ん中の数牌をバンバン切ることになります。


そうすると、他家は

「こいつ真ん中の牌ばかり切ってるな・・・チャンタじゃね?」

と思い、なかなか鳴かせてもらえなくなります。

これも上がれる確率が低くなる要因の1つです。


真ん中の牌を切ることは、他にもデメリットがあって、

・他家に赤5を鳴かれてしまう。

・4~6という危ない牌を中盤以降も切らなければならず、振り込むリスクが高い。



また、チャンタのリスクはこれだけに留まりません。


例えば、2回鳴いてこのような形で聴牌したとします。

一萬一萬七萬八萬九萬二索三索 ポン一筒一筒一筒九索九索九索

一索四索待ちの純チャンですね。

しかし正確には一索でしか上がれません。

このように、両面待ちで片側しか上がれないことを「片上がり」といいます。

ここに四索をツモってしまった場合はどうなるでしょうか?

フリテンになってしまい、再び一索をツモる以外には上がれなくなってしまいます。


このように、チャンタは聴牌時に片上がりになり、フリテンになってしまうというリスクを孕んでいます。



チャンタのリスクをまとめるとこのようになります。

・愚形が多く、上がりにくい

・他家に読まれやすい

・他家に赤5牌を鳴かれてしまう

・4~6の危険牌を切らなければならない

・フリテンになってしまう



このようにチャンタは非常にリスクの大きい役といえます。


「なら、チャンタは狙ってはいけないの?」

と思われるかもしれないですが、狙ってはいけない役なら記事を書きません。


そのリスクを上回るリターンがあればいいのです!


そのリターンについては、次の記事でお話しようと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!