馴致とか | ★ ケ・セラ・セラなおんちゃんの日常 ★

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時々たれちゃん、たまにはダンナ・・・

昨日の乗馬の記事で書ききれなかったこと

まず馬を連れてくるところから。

昨日乗った馬はホッパー。馬場内に他にも2頭いました。
近づくとホッパー以外の子は人に寄ってきたのですが、ホッパーは知らん振り。
それどころか片目でこちらを見て、近づくとちょっと逃げていく。

ここで後を付いていくと、それだけで馬は追われている気がしてさらに逃げていく。

なので気持ちをオフにして「しらないよ~」みたいな感じで
馬のいる方向とは違う方向から回り込んでちょっとずつ近づく。

馬が顔の向きを変えたり自分と反対側に一歩でも近づいたら
また離れて回り込むを繰り替えす。

ときには待つことも必要。馬が考える時間も必要

昨日は他に2頭の馬がいて、馬は群れを作りたがるので
そちらの馬たちに近づいていくと、ホッパーも少し安心できたようだった。

ここで決して無理をしてはいけない。
時間がない場合は仕方がないが、捕まえることよりも馬との信頼関係を作ることのほうが重要。

馬に近づき触ってなんともなければ「大丈夫だよ」と愛撫。
それからホルターをつける。



ホルターで連れて歩くときは自分がリーダーだと認識してもらうため
馬が自分より前にいかないこと。

もし先に行くようなら一度停止。
ホルターをあごの下で左右に振り、バックさせる。
ちゃんとバックしたら愛撫。

自分より馬が少し後ろでもいいし、横につれて歩きたいならその場所まで下げる。
馬場まで、いてほしい位置で歩いてもらうように何度か続ける。

できなくても、間違ってもいいんだよ。間違ったら教えてあげればいいという気持ち。

最初これができなかったときには持田さんの時にはばっちりできているのに
なんで私のときにはできないの~!?キィィィ~~!!みたいな気持ちでいた。
そうすると、これまたできなかったりして。

リーダーがリラックスして気持ちがオフになることもすごく大切。


乗り終わった後、厩舎の前にいつもはないはずのタイヤに驚いて、ちょっと立ち止まってた。
あ~怖いんだな。って思ってゆっくりとタイヤに馴らす。

自分がタイヤ側へ行き、弱い力でホルターをひく。
ちょっと抵抗するかもしれないけれど、その弱い力のままで待つ。

そこで強い力でぐっと引っ張ると馬はもっと反抗して強い力で引っ張ろうとするから危ない。

弱い力で一歩近づいたらすぐリリース。
それを繰り返しながら、ときどき褒める。

タイヤまで近づいたら、自分でタイヤを見たり匂いをかいだりするかな?
ちょっと頭を下げて見せたりして、耳を見てたら興味がどこにあるのかわかる。

そばで両目で見せてなんともないなら今度は片目づつ。
馬は右目と左目で見える景色が違うから。

最初のビックリ立ち止まった場所までは片目でも大丈夫なはず。
右目では大丈夫だったけど、左目だとちょっと怖いみたいだった。

時間があれば、また同じことをやってもいいのかもしれないね。



そういえば昨日、早めの速足と遅い速足をシートでコントロールするのに
体重というか太ももというかそのあたりで、上にはねるように早い速足を出そうとがんばりすぎた。
できないなら、早足と歩く、もしくは停止でやってみたほうが馬はわかりやすいから
歩様を落として、馬に理解してもらうといい。

でも、昨日はそれを忘れて一生懸命やった結果、速足の反動がうまく抜けなくて
お尻や太ももの付け根にバンバン当たって、ケツが痛ぇぇ

トレーナーとかうまい人はその反動を右とか左とかにうまく逃がしてるっていう話だけど。
こんなふうにバンバン体に当たっちゃぁ、それこそ脊髄によくない。
だから馬乗りの人は腰が痛い人も多いらしいです。

できるときもあるんだけど、
どうにかしてやろうと一生懸命になればなるほど、うまくいかない。

あ~体痛いから、今日はおとなしくしていますたぶん(笑)