Eve Eve / Eve | 秋 浩輝のONE MAN BAND

秋 浩輝のONE MAN BAND

はじめに言葉はない

Eve Eve

 

バタムと閉める常識のドア

坂道を息を切らしながら登ってゆく

シャンパンとケーキを手にホテルへと急ぐ

 

今夜は前哨戦

ゲートに向かって列をなす

二人は明日別々のカップルを形成する

 

精子の量は明日の夜より

今夜のほうがだんぜん多い(に決まっている)

 

 

 

 

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Eve(Noelより改題)

 

影を見て確かめる

眩い光や風の柔らかさや

想いの暖かさ

 

そしてそれは

緩やかに密やかに

育ちゆくものかもしれない

 

気がつけばたぶん

ふたりはそこに居る

同じ押韻の響きと調性のなかで

 

手のひらからさらさらと

零れ落ちる白砂のように

不安な思いは土に還してゆく

 

光のなかに手を翳す

その先端にある階(きざはし)は

ふたりを輝かしき未来へと誘う

 

君は君の 僕は僕の

ふたりはふたりのもの

そして均衡は保たれる