石山駅まではやく行くには | 同志社大学ボート部公式ブログ


先日瀬田では雪がちらついたものの、寒さもやわらぎ、お昼の冬晴れに心温まる季節となりました。


いつもお世話になっております。

2回生漕手の金谷りさと申します。


テスト期間真っ只中の同志社ボート部では、朝も昼も夜もダイニングや部屋で勉強する部員が多く見られ、私は今週末に最大の難関である中国語のテストが控えているため、やらねばやらねば、と思うばかりです。(思っているだけです…)


ところでみなさん、毎日学校に間に合っていますか?! 朝のモーションが終わり、急いで準備、石山駅に向かおうと自転車を全速力で漕ぐものの、私たちの行く手を阻む数々の信号と踏み切りたちに嫌気がさしたことは12度ではないはず!


そこで今日はみなさんと石山駅まで速く、そして安全に行く道を考えてみたいと思います。



艇庫(通称ローバー)を出て、北側に直進するとまずはココ[写真参照]で分岐点がありますね、、

右側の道を選び、路側帯を走るという選択肢もありますが、朝の通勤時間帯は車やバスが多く、思い通りにいかないことも多々あるので、ここは堅実に河川沿いにいくのがよさそうです。

ここで注意!

河川敷に入る際に車侵入防止の柵が複雑に置かれているため、高度な自転車運転技術が求められます。(不安のある方は自転車を降りて通行しましょう)




左手に見える瀬田川やボートを眺めながら、ペダルを漕ぐ脚だけは高速回転!



そして日本三名橋と名高い瀬田の唐橋を無事に横断すると、、、

おっと!ここで交差点が登場




ここを直進するのか、右折するのか、

どちらを選択しても、ときに大正解となり、ときには不正解となりうる、この問題は毎朝人々を悩ませる世界三大問題の1つといえるでしょう。



それではここからは直進ver.と右折ver.2つに分けてご紹介致します。


①直進ver.

唐橋前の交差点を直進した場合に生じる最大の問題点は、直後に待ち受ける京阪唐橋前駅。1度閉まった踏切は開くまでに時間を要し、大幅なタイムロス!

もし引っかかってしまった場合は、定期は出しやすいところに入っているか、自転車の鍵は直ぐに抜けるのかなど後々の作業の準備を行いましょう。


その後待ち受けるのは石山駅前まで続く商店街。

一見、人がいないように思えますが、朝も夕方も案外人通りが多いんです。小中学生が通学していたり、おじいちゃんおばあちゃんがお買い物をしていたりするため、自転車での通行には細心の注意が必要です。



ここまで来たらもはやゴール。今日の夕ご飯は何にしようか考えながらお惣菜屋さんやパン屋さんを通り、石山駅を目指しましょう。

後述する右折ver.に比べ距離は短いものの、小さな段差が多いため自転車のタイヤを痛めてしまわないか不安が付きまといます。(総距離1743m)


②右折ver.

唐橋前交差点を右折すると、広い歩道と車道に分かれており交通量が多いため、どこか都会の空気を感じます。右折を選択する1番のデメリット、そう!左側に行くのがむずすぎる、です。

ここの直線はほとんど横断歩道がなく、数少ない横断歩道も青信号の時間がとても短いため、運がよくないと渡れません。車が来ないことを確認出来た場合はササッと横断してしまうこともしばしば

ただ、この問題さえクリアしてしまえば歩行者も少なく、舗装された漕ぎやすい道であるためスイスイと気持ちよく石山駅に向かえること間違いなしです。このあと、高架下や平和堂の前を左折して石山駅に到着です。(総距離1848m)

直進ver.に比べ若干距離は長いものの、右手に見える美しい瀬田川の風景を眺めながら快適にサイクリングすることができます。


石山駅までには他にも小さな曲がり角がたくさんあり、私はいかにスムーズにたどり着けるのか、日試行錯誤しながら通学しています。昨日、石山駅のホームからローバーに8分で着くことができたことは個人的ビッグニュースです。



それではここで、ある言葉を紹介します。

かの有名な劇作家シェイクスピアの作品である「ハムレット」の中に出てくる言葉です。


             「人生は選択の連続である」


通学ひとつとっても私たちは常に悩み、多くの選択を迫られ、ときに小さな幸福を感じたり、ときには「失敗した~!」とちょっぴり後悔したりの毎日です。


ある大学の研究によると、無意識なものを含めると人は1日に約35000回もの決断をしているともいわれています。ペンの色は何色にするか、今日のご飯は何にしようか、右折するのか左折するのかの小さなことから、受験問題の回答をア.にするのかウ.にするのか、どこの大学に進学するのか、どんな人と結婚するのかなどの大きなことまで、私たちの日々は決断の連続です。そして、ときにその決断が自らの大きな転機となることも少なくありません。4年前先輩に誘われてボート部に入り、去年同志社大学ボート部に入部すると決断をし、そして今の私がいます。過去の何気ない大きな決断によって、心の底から熱中できるボートという競技と毎日を共にする素敵な同期や先輩たちに出会うことができました。他の道を選んでいたらどうなっていたかは分からないけれど、過去の私の選択に後悔はありません。


過去の決断によって今の私たちがいます。

そして未来はこれからの私たち自身の決断によって作られます。たとえ選択を他人に任せたとしても、決断をするのは自分であり、全責任は自分にあります。選んだ道が少し遠回りだったり、赤信号だったり、凸凹だったりと時間がかかることがあるかもしれません。でも方角さえ間違えなければきっと行きたかった目的地が見えてくると信じています。これから私には、幾度も大きな決断のときが訪れるでしょう。そのたびに心の声に耳を傾けて、自分自身で自分にとっての最善の道を選びつづけることが最良の結果につながるのだと、一日一日を大切に過ごしたいと思います。



そして、いつも同志社大学ボート部を支えてくれる方々に心から感謝申し上げます。

いよいよテスト期間もラストスパート!

今日も元気にLet's go!