フランス語エクセトラ | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

先日、フランスに旅行して以来、
自分のフランス語のレベルについて再考するようになっています。

自分のレベルがどれくらいであるかというのは、
正確には位置づけはできませんが、あえてすると、

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読み: 普通の本であれば理解できるが、読むのが遅い。
   ル・モンドのような新聞は難しい。若者が使うくだけた表現も不明。

聞く: 一般的な事柄であれば理解可能。突然、脈絡のない話に切り替わったり、
  くだけた表現であったり、込み入った話になると理解が困難

書く: ほとんどダメ。話す内容ぐらいは書けるもののスペルや文法はちんぶんかんぶん

話す: 日常的な受け答えは問題ないものの、

   何かについて長い説明をしようすると言葉につまる

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まあ、上記のような状態で、留学していたのが、
6年前の2004年で、しかもその後、使う機会もろくになく、
ツールドフランスをフランス語で楽しむぐらいしか、活用するチャンスが
なかったことを思えば、人によっては完全に忘れてしまっているであろう言語を、
ほとんど忘却することなく、使えるだけでも善戦していると
自分ながらに思っています。

なので、日本人にしてはフランス語ができるといえるのですが、
フランス人ネイティブと比べると、断然劣るわけで、
それが時として、ストレスだったりします。

レベルの違いはともかく、最近感じることは、
自分はわかりやすい言葉で相手に話しながら説明するというのが、
非常に苦手なのです。

これは日本語でも共通していますが、
たとえば相手が「りんご」というものを知らずに
説明しようと思った時、それは語学力以前の問題で、
ある種、表現力だったりします。

説明するとすれば、果物で、色は赤だったり、緑だったりで、
固く、手で握れる大きさで、ジュースにしたり、お酒にも利用したり等。

先日、Skypeでフランスの友人とやりとりしていて、
日本語の「道場」という言葉に説明を求められました。

道場はトレーニングにする場所、というように簡単な説明はできますが、
正確には、空手、柔道、剣道など道がつくものだったりですが、
そこまでぱッとその場で答えられるかといえば、言葉に詰まります。

その時は、「道場」を日本語のwikiを調べ、
そのフランス語ページのリンクを相手に送り、
正しい意味を納得してもらいました。

道場wiki日本語

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%A0%B4  

 

道場wikiフランス語

http://fr.wikipedia.org/wiki/Dojo

 
フランス語に限らず、語学をやっていると必ず知らない言葉、
単語に遭遇しますが、人との会話の途中であれば、
他の表現で相手に助けてもらいながら、会話を進めることが重要です。

なかなか試行錯誤しながらのフランス語なのでした。。