留学時代のアパート訪問 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

今回、フランスに到着した初日、
自身に起因するちょっとしたトラブルにあいました。

それは、10月14日早朝、到着予定だと思っていたのが、
実際に到着したら13日早朝だった、ということです。

しかもその事に気がついたのが、13日の夕方ごろで、
何が一番困るかといえば、泊まる宿を手配していないことでした。

14日以降は友人宅の予定だったのですが、
1日早く着いたからといって、突然押しかけるわけにもいかず、
極力、滞在費を抑ええるためにホテルは避けたかったので、
自分が2004年にホームステイしていた
アパートのフランス人マダムに、突如電話をし、事情を説明したら、
快く泊めてもらえることになりました。

その場所は、日本でいう高層マンション、
フランスでいう「タワー」と呼ばれるところ。

$道玄坂で働くベンチャー課長-??.JPG
(留学時代のアパート。最上階は窓が大きくなっています)

パリ13区、メトロ14番線の終着駅(Olympiades)であり、
この駅は自分が留学時代は工事中でしたが、今回は完成していました。

20階だての最上階で、中は2層(フロア)に分かれており、
マダムはステンドグラスの仕事をしており、アトリエ兼住居になっています。

$道玄坂で働くベンチャー課長-?? 4.JPG?? 4.JPG
(アトリエの模様)

ステンドグラスといっても、単純に窓ガラスにはめ込むというのではなく、
壁を貫通させて、そこにステンドグラスをいれるというスタイルも
やっています。

$道玄坂で働くベンチャー課長
(壁のステンドグラス)

$道玄坂で働くベンチャー課長-?? 5.JPG?? 5.JPG
(窓ガラスのステンドグラス)

ステンドグラス作品HP
http://www.beatrice-hermitte.com/index.htm

日本の美術にも関心を持っており、自分が留学から帰る際に
プレゼントした北斎の浮世絵の画集をヒントに、
新たな作品つくったりもしてくれていました。

自分が留学の時は、上の2部屋にと自分と中国人留学生が住んでいましたが、
いまは、娘さんが一人、片方の部屋を使っているだけだったので、
ちょうどよく1部屋、空きがありました。
 
$道玄坂で働くベンチャー課長-?? 2.JPG?? 2.JPG
(今回宿泊した空き部屋。左側カベのむこうが留学時代の部屋) 

6年前と何ら変わりなく、部屋からパリ郊外を眺めつつ、
いつでも自分を受け入れてくれる場所があることに、
しみじみありがたみを感じたのでした。。

$道玄坂で働くベンチャー課長-?? 3.JPG?? 3.JPG
(留学時代と変わらない光景)