いままでにも消せるボールペンはありましたが、
フリクションボールはいままでで、一番の完成度かもしれません。
このボールペンを利用して、ちょっとしたお得なことができます。
それは、パリの美術館用に、カルト・ミュゼというカードがあり、
約30ユーロで2日間、パリにある指定の美術館を自由に入場できる
というパスがあります。

(2日、4日、6日間から選択)
通常通り利用すると、もとがとれるか微妙ですが、
これちょっとした裏技があります。
カードの裏側に日付を記入する欄があり、当然、シャーペンではなく、
ボールペンで記入しなければならないのですが、
ここでうっかりフリクションボールを利用すると、
一度、記入した日付けを消して書き換えが可能になるのです。

(10月13日)

(13日を消して、10月だけになっています)

(26日を書き加えました。若干太さがことなりますが、
より自然に見せるには、10月も消して書き直すとグッドです)
自分が留学していた2004年時も、消せるボールペンというのがあり、
上記のような試みをしていましたが、うまくカードにインクがのらず、
使用できませんでした。
今回の滞在では、初日にルーブル美術館の専用窓口にて、
2日間用のカルトミュゼを購入し、以降、滞在期間中、そのカードの日付を
書き換えて、使用していました。

(ルーブルの専用窓口)
まったく怪しまれることもなく、すんなりスルー。
こういった消せるボールペンは日本のメーカーだけが発売しているのでは
ないと思いますが、とりわけフリクションボールは完成度が高く、
日本の文房具のレベルの高さを認識しました。
もし、パリに観光行く機会がありましたら、
ぜひフリクションボールを持参し、
カルトミュゼを購入して、
年中フリーパスでパリの美術館を堪能していみてください。。