以前、iPhoneアプリで「マネー手帳」という
家計簿ツールを紹介しました。
[マネー手帳(iphone小遣い帳)]
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10564181699.html
いまも引き続き利用しています。
現時点においては、最も利便性の高い家計簿アプリだと
思っています。
それでも実際に活用していていくつか問題点を感じます。
それは家計簿をつける目的として、実際の支出の管理と
計画性の2つにあります。
支出の管理という点では、iPhoneなので、
いつでもどこでも入力できるので、漏れがなければ、
問題はありません。
難しいのは計画性の方で、通常、家計簿をつける場合、
収入が毎回、大きく変動するということはないと思うので、
いかに支出の見直しをして、一定額、貯金に回せることができるかです。
支出の計画性としては、デイリーでの食費などの見直しから始まりますが、
飲み会であったらい、旅行等、将来発生するイベントに対しては、
そぐわなくなってしまいます。
つまり、実際に発生したもののみを入力するのか、
それとも、これから発生するものも含めるのかということです。
実際に発生した支出のみ入力すれば、計画性を持てませんし、
これから発生するものを含めると、キャッシュフロー経営ではありませんが、
実際に手元にあるお金と不一致が生じ、家計簿上は、
すでにお金がないはずなのに、まだそれらのイベントが
発生していないので、手元にまだお金は残っています。
家計簿アプリというのは、ただ入力するだけのように思えますが、
突き詰めると奥が深く、家計簿は単式簿記なわけですが、
なかなか難しさを感じます。
単に節約しようといっても、何をどれくらい節約すれば、
いくらぐらい具体的に節約になるのかを把握しないと、
心ばかり寂しくなって体してお金がたまらなかったり、
いかに効用を下げずに、無理なく節約するかが重要です。
キャッシュと計画性、正確な支出管理。
この3要素によって、家計簿は成り立っているのです。
利便性を高めるという点では、Googleカレンダーと、
同期をとってもらえれば、二重で入力する手間は省けそうです。
なかなか奥深く、難しいものです。。