ARナビゲーション「セカイナビ」(?) | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

最近、AR関連のブログ記事を書いていて、
関係者からツイッターを通じて、連絡をもらうようになりました。 
 
具体的には、この記事。
 
<ガンダムAR[実物大シャア専用ザク]とマジンガーZ 比較>
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10616088451.html

ARは話題が多く、市民権を得てきた感がありますが、
今回のテーマは、「ARナビゲーション」。
 
ARのカーナビがあってもいいだろうなと思っていましたが、
いろいろ調べるうちに、すでに実在することが判明しました。
 
それがこの動画です。
 


そのサイト(ブログ)
http://www.infuse.be/v2/user-system-interaction/augmented-reality-navigation.html
 
このアプリはプロトタイプで正式なリリースはされてないようですが、
驚くべきことにこの記事がアップされたのは、2008年6月なのです。
 
はじめはiPhoneカメラで住所を読込、フロントガラスにかざし、
カーナビの役割を果たしていますが、これを実現するためには、
ルート検索とレスポンスの速いGPS機能です。
 
カーナビがARアプリとしてできるのであれば、
次にほしいのは、歩行者用です。
 
車と歩行者の違いは、1つはその速度ですが、
もう1つはGPS精度です。 

現在、リリースされているものの中では、
東京の地下鉄の駅を誘導してくれるアプリがありますが、
これは比較的仕組みは簡単で、駅の位置を登録しておき、
現在位置と方角、直線距離をAR上で表示しています。
  
徒歩ルート検索でいえば、やはり「ナビタイム」で定評があります。

 $道玄坂で働くベンチャー課長-?? 2.PNG?? 2.PNG


$道玄坂で働くベンチャー課長-?? 1.PNG?? 1.PNG
 
このナビタイムとARを組み合わせれば、
知らない街や土地でも、迷うことなくiPhoneをかざしながら、
目的地に到着することが可能になります。
 
そもそも地図というのは、一定の読解能力が必要で、
全体を俯瞰するには向いていますが、実際に移動しながら読むには、
現在位置がiPhoneのマップで表示されるようにはなったものの、
地図上では、あくまで記号や文字ベースでしか描かれていないので、
地図をみながらでも、間違うことは多々発生します。
 
しかし、これであれば、現実空間にARとして表示されているわけですから、
ほぼ、迷うことなく到着できると思います。
 
さらに追求すれば、歩行速度や到着予定時刻、歩いた距離、
残りの距離、標高などが測定されれば、なお便利。
 
これはかなり需要があると思うので、もしかするとすでに
ナビタイムが開発中だったりするかもしれませんし、
「セカイユウシャ」がセカイアプリでヒットしているように、
もしかすると、セカイカメラ上で「セカイナビ(?)」みたいなのが、
リリースされるかもしれません。
 
こんな、ARナビゲーション「セカイナビ」、いかがでしょうか?

[地下鉄のARナビ]