AR人文字マスゲーム | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

ARシリーズです。
 
今回は、AR人文字マスゲーム。
  
最近は、時代も異なるので人文字マスゲームでわざわざやるというのは、
あまり聞きませんが、あの人文字マスゲームをARマーカーに見立てて、
競技としてしまおうというのが、今回のテーマです。



マスゲームにおける人文字とはこういう感じで、
人の位置は固定で、パネルのみ持ち替えて、表現する方法もあります。
 
具体的には、グラウンドで行うのであれば、スタジアムのような屋内が適しており、
天井カメラから読み込んで、それをバックスクリーン上でARを表示させるという方法があります。
 
また、グラウンドでなくても、固定ポジションであれば、客席(スタンド)を
舞台にして、人文字マスゲームをやることも可能です。
 
人文字マスゲームが衰退していった理由の一つとして考えられるのが、
ある程度、技術、表現力の限界に達し、労力に対し、
感動が見合わないという点であると思います。
 
しかし、ARであれば、最新技術を取り込むこともできますし、
単なるパネル上の模様の変化だけではなく、ARによって表現される
CGもレベルも評価の対象になります。
 
これらを活性化させるためには、やはり大会を開催する必要があります。
 
大会要項はこんな感じです。 
 
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評価基準

・音楽のリズム
・認識の速さ
・タイミング
・調和
・ダイナミックさ
・ARness(エアネス)
 
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特徴的なのは、ARness(エアネス)で、
エアギターの評価基準の一つであるAirness(エアネス)から採用しました。
 
個人的には、大学のサークルにAR部というのができてほしく、
AR部は、AR(拡張現実)の企画やイベント、研究、開発などを行い、
こういったAR人文字マスゲーム大会にもエントリーします。
 
大学でAR人文字マスゲームが盛んになれば、地区予選があり、
インカレ出場があり、東京ドームで全国大会が開催されるというのは、
おもしろそうです。
 
人文字マスゲームというのは、規律というか、体育会系の要素が大きいですが、
しかし、作品の構成、フィギュアスケートではないですが、
どんな選曲をし、それに合わせた表現をし、芸術性を高めるか?
 
また、ARはCGを組み込む必要があるので、
工学部の人もAR部には、必要な人材となります。
 
こういう大会が世界各国で開催され、それぞれが予選となり、
世界大会が開催されるようになれば、その国の技術力も問われますし、
芸術力、表現力、プロデュース力、演出力等々。
 
ARは、ビジネス目的にも使えますし、個人レベルでのエンタメであったり、
合コン用であったり、こういう衰退したジャンルを再生させることが可能になります。
 
次回、2012年のロンドン・オリンピックぐらいには、運がよければ、
こういうAR人文字マスゲームも実現されるかもしれません。
 
もし、実現できたらすごくおもしろいと思うのですが、
AR人文字マスゲームというアイデア、いかがでしょうか。。