ARウェディング | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

AR三兄弟がプロデュースしているもので、
開催されたK1グランプリで、自演乙がARを利用し、
入場していたのを、記憶にある方もいるかもしれません。 



(関連記事)
http://84ism.jp/archives/5126
http://news.livedoor.com/article/detail/4877695/

これは、ARマーカーを使い、ニコニコ動画のコメントを
モニター上で、当人と被せて表示させています。 
 
また、映画「エデンの東」の上映会においては、
「リアル“東のエデンシステム”」を使い、
作品上に、観覧者が、携帯、iPhone等を用い、投稿したコメントを
反映させるという試みが行われました。
 


(関連記事)
http://www.presepe.jp/m44/show/id/LByWs2V-6d4%3D
http://www.cyzo.com/2010/01/post_3604.html
   
自分でここから着想したのが、ARウェディングです。
 
それは、結婚式をAR技術を使って演出しようというもの。
 
カメラは当然あるので、機材の心配はないわけですが、
必要なのはARマーカーと、それを再現させるためのソフトです。
 
通常、結婚式というのは、式典の最中、じっとしていなけばならず、
参列者は割と時間を持て余したりします。
 
それを、「リアル“東のエデンシステム”」を模したものが利用できれば、
参列者は、式典の最中でも投稿すれば、それが
撮影している実際の映像に重なって、プロジェクター上に反映されていきます。
 
東のエデン、ARオールナイトイベントにおける記事には、
このように記されています。
 
「60発のミサイルを撃ち落とした来場者の投稿が完全にシンクロし、
観客全員で、涙涙の感動的なラストシーンを作り上げた。
これは、映画の見方が変わった瞬間……と言っても過言ではないだろう。」
 
これと同様のことを結婚式においても、やりたいという試みです。
 
結婚式の場合、親族を始め、年配の方が来るケースが多いので、
携帯でも投稿できるということでしたが、特定のメールアドレスに送信すると、
反映されるというような単純な操作であれば、誰でも利用が可能であると思います。

普段、寡黙なお父さんがぼそっとつぶやいたり、
新郎新婦もiPadからツイートしてみたり。
 
また、オールナイトイベントにおいては、コメントが多すぎて、
監督の投稿が一瞬で流れてしまったというアクシデントがあったようですが、
結婚式においては、来場者はあらかじめ把握できるので、
オールナイトイベントではコメントのみでしたが、
アイコンもしくは顔写真をコメントと一緒に掲載し、また投稿者名も一緒であれば、
なおいいと思いますし、コメント掲載位置もあらかじめ、割り当てておけば、
より注目度が高まります。
 
そのプロジェクターでの模様をUSTで配信し、さらに視聴者を募ることもできますし、
仮に会場にこれない招待者であっても、そのUSTをみながら、
投稿して、反映すれば、なお一層、空間を超えて、一体感が強まります。
 
こういうことを考えると、AR結婚式専用のスタジオやプランナーが
必要であると思います。
 
自分もかつて後輩の結婚式に参加して、「結婚式なう。二人ともお幸せに~ 」と
画像付きでツイートして際、友人の結婚式にも関わらず、
多くの人から「おめ!」というリツイートがありました。
 
$道玄坂で働くベンチャー課長
 
この企画であれば、来場者のみならず、まったく面識のないひとであっても、
フォロワーからお祝いしてもらえるかもしれません。
 
自分もどうせ結婚式を上げるなら斬新、もしくは奇抜で、
来場者を楽しませられるものがいいと考え、無人島でというのを
かつてブログで紹介したことがありますが、
このARの方が、よほど新鮮で妥当な気がしています。
 
というわけで、自分がいずれ式を上げるときは、
ARウェディングでやってみようかと思います。
 
その時のプロデュースは、やはりAR三兄弟に。。。