グルーポン関連について、すでに何回か紹介してきましたが、
最近、その競争が一層激化しています。
「Piku(ピク)、KAUPON(カウポン)、Groupon(グルーポン)」
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10551766134.html
「Qpon(キューポン)をさっそく使ってみた、、」
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10567005819.html
少し前までは、話題になることもなく、対岸の火事というか、
アメリカで流行しているけど、よく分からないサービスという感がありました。
自分自身は、TechCrunchJapan主催イベントに参加し、
Piku(ぴく)とKAUPON(カウポン)というサービスが
日本にもあることを知ったのが、きっかけです。
そして、ネットプライスが参入し、本日時点ですでに6社あります。
グルーポン系サービス一覧
http://d.hatena.ne.jp/taan/20100621/p1
そして、これらのサービス、ビジネスモデルは斬新なのですが、
簡単にマネができてしまい、システムさえあれば出来てしまうのですが、
そのクーポン(グルーポン)システムをそのまま提供します会社が出現しました。
[クーポンシステム.jp]
http://www.couponsystem.jp/
運営会社は、「WebAction(ウェブアクション株式会社)」といい、
SEO/SEMやWeb制作などの受託事業を主軸に、
iPhoneアプリの企画・開発サービスなど。
[ウェブアクション株式会社]
http://www.webaction.info/
グルーポン系サイトの特徴は、基本的にクーポンと同じなので、
営業力と地域性です。
また、クーポン券(前売券)は地域ごとに異なるので、
全国にネットワークのある会社が有利で、そこで思いつくのは、
やはり、ホットペッパーを運営するリクルートでしょうか。
そんな矢先、こんなニュースがとびこんできました!
[IVPファンドが2億円投資でGrouponレースに参入! Q:podは3カ月で15都市展開](TechCrunch)
それで実際のサイトがこちら。
Q:pod (クーポッド)
一部TechCrunch記事を引用すると、
「Groupon型サービスは地域店舗のクーポン販売ということから、
実際に地方にあるリアル店舗への営業が重要となる。
この点、Q:podでは20名のスタッフに加え、
パクレゼルブが持つ200名強の営業部隊が商材を集めてくることとなる。
スタートして3カ月の間に東京、神奈川、千葉、埼玉だけでなく
大阪など関西地方を含め15都市の商圏での展開を始めるとのことなので、
既存のサービスと比べて早いスピードでの地方展開となりそうだ。」
そして、エリアの広さもこのハッシュタグの多さからもうかがえます。
ギャザリングのネットプライスがやはり、この競争QPON(キューポン)として、
参入したように、さっきの記事によると大本命リクルートも参入予定の模様。
現在ある企業は、いずれもベンチャーであったり、
ネット(IT)企業であったり、基本的に営業力は弱いわけです。
しばらくは、表向きや客層を変えたサイトが乱立するでしょうが、
半年、1年すれば、だんだん優劣がはっきりしてくるでしょう。
なお、グルーポン本家(アメリカ)はすでに海外進出しており、
下記にあるようにヨーロッパ、南米にも進出もしていますが、
当面、アジア(日本)の予定はないようです。
関連記事(日刊Groupon新聞)
http://www.grouponw.com/2010/06/wsj.html
(Visit More Cities を押すと表示されます)
http://www.groupon.com/city_suggestions/new
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Groupon対応国一覧
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ITALY
POLAND
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SWITZERLAND
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KINGDOM
BELGIUM
FRANCE
IRELAND
NORWAY
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ちなみに、フランス版はこんなかんじ。。
このグルーポン競争、戦国時代に突入です。。