話を聞かない男、地図が読めない女 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

女性が男性のどんなところに不満を覚えるか?
という問いに次のような回答があります。 


・鈍感
・のんき
・人の話を聞かない
・やさしくない
・話をしてくれない
・愛が足りない
・二人の関係を大事にしない
・上げた便座をおろさない
 
最後の「便座をおろす」ということは、恥ずかしながら、
2、3年前まで知らず、たまたまラジオのトークで知りましたが、
いまだに知らない男子くん、多いと思います。
 
特にトイレに関するとらえ方、考え方は男女間で大きく異なり、
男性にとっては用をたすだけで、臭くなければ、
多少汚くてもOKだと思いますが、
女性にとってはトイレとは、自宅に限らず、
一種の居住空間で、滞在時間も長いですし、
化粧をしたり、コミュニケーションの場であったりします。
 
女性にとっては、女子トイレでは常に便座が下がっているので、
そういうイメージが頭にインプットされているのだと思いますが、
男性にとっては、上がっている場合もあれば、下がっている場合もあり、
同時に、上げ下げしなければならないことであり、
それは毎回異なるわけです。
 
さらに、頻度としては、上げている状態の方が多いわけで、
次に使う人が男性であれば、上げた状態のままの方が、
親切?というか楽だと思います。
 
自分は男性なのでわかりませんが、
女性にとって、便座が上がっているということは、
 
・あからさまに男性が使用していた形跡
・女性に対する配慮のなさ
・普段と異なるトイレ
・便座を下げる面倒さ、不慣れさ
  
女性を考えや行動を象徴しているのが、ドラマの
「Sex and the City」で、ちなみに自分は全編通し、2回観ました。 
 
別に、Girlie Talk が好きなわけではなく、
スラングと会話シーンが多いため、
英語学習の上で、他のドラマと比較し、適していましたが、
結果的にアメリカ社会や女性を理解する上でも役立った気がします。
 
ちなみに、「Sex and the City」が映画化されたときも、
すっかり愛着がありましたので、一人で品川プリンスシネマに行きました。
 
館内は満席で、9割女性で、残り1割の男性もカップルで、
男性単独は自分だけ?だった気がします。
 
ドラマに比べると、映画は脚色が強く、さほど好きではありませんでしたが、
シャーロットが、"I'm pregnant !"と言ったとき、
ショックと感動で、思わず「あっ!!」と映画館で叫びそうになりました。
 
(↑ どうみても、ふつうの男子くんではありません。。)
 
また、女性はストレスがたまると言語機能が盛んになり、
とめどなくしゃべりだす習性があるとされており、そういうときは、
「話を聞いているというそぶりを前面に押し出すこと」と
本にアドバイスされており、イチローもかつて、家で奥さんの話を聞くときに、
話を注意深く聞いているようなポーズがあると、テレビで語っていました。
 
また、顕著に男女で異なると思うのが「花束」で、
自分も知人や職場の女性の誕生日に、
花束を贈ったことがありますが、
毎回、自分が思う以上に、非常な感激をもって、
女性が受け取ってくれます。
 
とくにその相手の女性の好みの色とかがわかっていれば、
なおさら効果絶大。
 
逆に自分をはじめ、おそらく男性にとって花束をもらっても、
正直さほど嬉しさは感じず、むしろ、
この花をどうやっていけて、水をやればいいのかと悩んでしまいます。
 
ドイツの文豪ゲーテは、こういったそうです。

 

「男は老いる、女は変わる」
 
上記は、あくまで一男性としての見解ですので、
女性の方で、失礼や誤解があったらすみません。。


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