みなさんは、「FlutterScape(フラッタースケープ)」という
サービスをご存じでしょうか。
http://www.flutterscape.com/
ビジネスモデルとしては、BuyMa(バイマ)
に近く、
セラー(売り手)とバイヤー(買い手)がおり、
日本のおもしろい商品をセラーが画像をアップし、
それを海外に住んでいる人が購入するというモデル。
フラッタースケープは、そのプラットフォームと
物流面を提供しています。
会員登録は無料ですが、利用条件をあげるとすれば2つ。
1 英語がわかること
2 Paypal(ペイパル)の口座を所有していること
主にセラーは日本に住んでいる外国人を対象にしていますが、
もちろん日本人でも、上記の条件を満たしていれば、利用可能。
フラッタースケープは、ネットプライスが親会社として、
運営されており、フラッタースケープCEO柿山丈博氏と
仕事上で一度、お会いしましたが、
彼は24歳の現役の上智大学の大学生で今年3月卒業予定。
ネットプライスが企画した「学チャレ
」で、
彼のビジネスプランが採用され、
彼が事業責任者とCEOを兼任しています。
柿山氏は、高校時代をカナダで過ごし、帰国後、
上智の国際教養学部で世界中から集う学生にもまれ、
英語のセンスが非常によく、すでに学生時代にビジネス経験もあり、
頭脳明晰で落ち着きがあり、起業家・経営者としての資質を感じます。
このフラッタースケープは、SNSをはじめとするCGMを最大限に活用し、
実際にTwitterやFacebookとも連動しており、
オークションのような単なる物のやりとりでなく、
アップした商品やコメントのおもしろさ、
人とのつながりを付加価値として提供しているところに、
フラッタースケープの最大の特長があります。
しかも単にネット上だけのつながりだけでなく、
実際にセラー同士での集まりが企画されており、
柿山氏のカナダでの経験をもとに、
日本在住の外国人に、コミュニティの場を提供しようという
意図があります。
今年の1月に本格的にリリースされ、
先日のTechCrunch・Japanの記事でも紹介されました。
(プレスリリース・PDF)
http://www.netprice.com/press/news/pdf/20100129_npc_pr_flutterscape.pdf
(TechJapan記事)
http://jp.techcrunch.com/archives/jp-20100303-they-sell-japanese-usual-day-to-the-world-flutterscape-give-a-new-value-to-daily-goods/
ちなみに、ロゴは次のような意味になっています。
「日本的な物 - origami - 鶴- flutter + platform - scape + shopping bag」
現在、利用者数(セラー)は500名程度ですが、
フラッタースケープのおもしろさは、
1人当たりの滞在時間・PVが異常に長いというデータからも
すでに証明されており、非常にポテンシャルが高く、ユーザが増えるほど、
サイトが活性化するという相乗効果があります。
オークションに飽きた方は、ぜひフラッタースケープを
試してはいかがでしょうか。
「FSは 物と人との 交差点」 シチョウアタリ
※FS(FlutterScape)