SAPIX(サピックス) | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

中学受験進学塾、SAPIX(サピックス)。
 
日能研や四谷大塚に並ぶ進学塾。
 
日能研は、電車(京急など)にある「シカクいアタマをマルくする」という、
問題形式の広告があり、規模、レベルともにNo1で、

通学用Nバッグが特徴です。



道玄坂で働くベンチャー課長

 
塾の全国模試で上位に入ると表彰され、
それが広報に掲載されるほどで、その競争は、
大学受験と何らかわりありません。

また、それらに関し、ホリエモンや藤沢数希氏がコメントしていました。
 
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10455907193.html#main


http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51654318.html
 
そんな中、サピックスは、名門・開成中学300名中、
合格者185名がサピックスと6割強を占め、一人勝ち。
 
最近では、[サピックス -->開成--> 東大]という構図があるほど。
 
中学受験経験者である自分も、
このサピックスに関して、全く知らずにいました。
 
中学受験というのは、内申書や推薦入試がなく、
ペーパーテストのみで、政治的な部分がなく、
日頃の態度が悪かろうが、テスト一発勝負。
 
そんなサピックスの勉強方針は、
「復習主義」「らせん状のカリキュラム」「黒板授業」。 
 
復習主義は、「今日のテキスト」が授業毎に配布されるため、
予習というのが物理的に不可能で、復習のみ。
 
らせん状のカリキュラムは、繰り返し、そして、
段々レベルを上げる方式で、たしかに中学受験は、
範囲がそれほど広くないため3ヶ月で一巡し、
あとは繰り返しになります。
 
黒板授業は、とにかく、書かせる。
 
サピックスは通塾日数が少なく、小5・6でも週3日で、
ちなみに自分はかつて週5日。
 
ただその分、授業時間が長く、5年生で1コマ90分、
休憩なしで1日2コマ。
 
また、授業も非常に充実しており、スピードある授業で、
生徒に質問し発言させ、講師は正解を言わない。
  
小学生というのは、率直で正直で、講師が一方的に
話をしてつまらないと露骨に態度に示すため、
キャッチボールをし、授業を進めるスタイルが必須です。
 
サピックスでは、健全な競争意欲が子供に働いており、
それが効を奏しているのです。
 


「本郷へ 出発駅は サピックス」 シチョウアタリ



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