最終日は、午前中のみで、
正午にホテルロビー集合となっていました。
一晩明けて、再度、午前中のみ、
もぐりに行くという選択肢もないわけではありませんでしたが、
時間的に余裕がなく、遅刻もできないため、
比較的ゆっくりとホテルで過ごすことにしました。
自分は定期的に絵を描いていて、
自分のする旅行のほとんどは、
絵を描くための旅行であり、その場合、
絵の先生と同伴するのですが、
朝から晩までずっと1日中、外で絵を描き続けることになります。
具体的には、朝6時に起きて、食事をし、
8時までには外に出て、絵を描き始め、
昼食もどこかで買って、持参し、
夏であれば、夕方6時、7時まで、
ただひたすらに描き続けるわけです。
先生は、油絵ですが、
自分は、かつては油絵もやりましたが、
社会人になってからは、水彩にしています。
そういうこともあり、
絵を描き始めると、
観光気分ではなくなってしまう部分があり、
社員旅行でもあるし、画材道具は必要ないと思いつつも、
念のため、スーツケースに入れておきました。
午前は、ホテルの部屋にいたわけですが、
外は快晴でバカンス気分なのに、
屋内にじっとしているのが嫌になり、
部屋のベランダから、海に面する中庭を描くことにしました。
一度、描き始めると割りと面白いもので、
熱中してしまい、こんなきれいな風景であれば、
もっと早く描けば良かったと後悔しました。
そんなこんな正午までに描きあげたのが、
こんな絵です。
正直、未完成で不十分な箇所が多いですが、
なんとなく雰囲気はあるかなという状態でしょうか。
今後、ブログでも、いろんな旅先で、
描いた絵を紹介できればなと思っています。
通常、展覧会で発表する絵は限られていますし、
会場に来なければ、見れないわけですから、
こういう形で、共有するのも決して悪くないと思います。
そんな、社員旅行なのに、
社員が一人も登場しないシチョウアタリの物語でした。