非常に残念なことだが、私が所属している運転代行の職場には「陰口」が多い。
人が誰かの悪口を陰で言うのを聞くというのは、なんとも気分の悪いものだ。
誰々さんはガメツい。
誰々さんは運転が下手だ。
誰々さんとは一緒に組みたくない。
まだまだ続く悪口を聞いているうちに、こちらの気分の方が悪くなってしまう。
陰口というのはどこの職場にも多かれ少なかれあるのかもしれない。
しかし、人が陰口をたたくのを聞いていると、この人は私のことも陰で悪く言っているのではないかと疑ってしまう。
陰口を言われる方にも原因があることがあるが、結局は言う側の問題だろうと思う。
裏で悪口を言っていると、いざその人と一緒に仕事をしなくてはならなくなった時にうまくコミュニケーションがとれなくなる。
そして、そういう雰囲気というのは、インフルエンザウィルスのように空気を伝って他の人にも感染しやすいものだ。
陰口をたたく人が多い職場は、新しく入ってくる人までも「陰口をたたく人」にしてしまいやすい。
陰口を許す環境は、辿っていくとトップの人間ただ1人にその原因があると言っても過言ではない。
現場の個人レベルで気が合わないということもあるが、それを束ねる管理者がそういう険悪な雰囲気を放っておくことも事態が終息していかない原因の1つと言えよう。
たいてい、管理者が現場の人間関係に無関心な場合に陰口が酷くなる傾向があるようだ。
さらに言えば、そういう人物を管理者にしてしまっている、その更に上の人間にも責任がある。
こう考えていくと、組織の中の問題は全て、トップ1人の責任だということだ。
スタッフの誰もがやる気満々で、明るく、全員が協力し合うような職場は、たいていトップの人間が現場のスタッフの人間関係にも気を配っているし、そういうゆとり持つだけの高い能力を持っているものだ。
トップにゆとりがない職場では、末端の現場の人間が大変だ。時には、精神的な病にまで追い込まれてしまうこともある。
ゆとりのないトップの下で働いていて不満を感じたら、陰口をたたくよりも、トップに直訴するなり、思い切って他の職場を探すなりした方が賢明かもしれない。
逆に自分がトップになったら…
それだけの影響力と責任があることだけは忘れないようにしたい。