私の職業柄、「成長していく人と成長していかない人の違いはなんだろう」という疑問が常に私の頭の中でグルグルと回っている。
この疑問は私が25歳頃からずっと抱いているものだ。
「成長」は誰もが望んでいるとは限らない。
だけど、「成長」を実感したり、あるいは他人が「成長」するのを見たりした時に、「心地よさ」を感じない人はいないだろう。
前までできなかったことができるようになる。
このことを喜びとして感じない人は、よほどのひねくれ者だろう。
しかし、成長を「喜び」と感じることはできても、成長を獲得するために払わなくてはならない「代償」については身構えてしまう人も多い。
成長には、「苦労」や「つらさ」や「ストレス」や「忍耐」や「努力」などがつきものだ。
「楽」で「カンタン」で「心地よく」て「楽しく」て「あっという間」にできることが「成長」につながるなら、こんなに美味しい話はない。
結局は「成長した後に得られる喜び」と「成長するまでに払う代償」とを天秤にかけて、前者に価値を置く人は「成長していく人」となり得るが、逆に後者を嫌がる人は「成長していかない人」となってしまうのだろう。
人に英語を教えることを生業とする者としては、前者に価値を置く人ばかりを相手にしたいところではあるが、世の中、そうカンタンには行かないのだなぁ。
「成長するまでに払う代償はイヤだけど、成長したい」という虫の良いことを望む人がたくさんいるのだ。
そんな都合の良いことはこの世にはない、と諦める方が幸せなのではないかと思う今日この頃。