明日、朝早くに空港に移動します。
最終日の今日は午前中はゆっくり過ごし、午後はRyan と奥さんの家に行きました。
まだ1歳半の息子は、最初は見知らぬ人に慣れない様子でしたが、しばらくすると少しずつ心を開いてくれるようになりました。
遠く離れていても、国や文化や言語が違っていても、「家族」として受け入れてもらえるというのは、私が高校時代にアメリカに留学した時から全く変わっていません。
Ryan は今でもこれからもずっと私の弟だし、アメリカのお父さんもお母さんも私の家族です。
人は、自分のために尽くしてくれた人を大切にします。
仮に本当に血の繋がった家族でも、もしも自分を認めてくれなかったり、あるいは自分に不利益をもたらすならば、家族として受け入れることはできないかもしれません。
だけど、血の繋がりがなくても、自分のために尽くしてくれた人は家族、あるいはそれ以上の存在になれるように思います。
そういう意味で、私の人生は、高校時代の留学で大きく変わりました。
英語力という表面的なことだけではなく、世界のどこかに自分を受け入れてくれる家族がいるということ。
血の繋がりがなくても、家族以上の存在になれることがあるということ。
なんだか、とても大切なことを考える機会をもらったように思うのです。
さて、明日はいよいよ帰路につきます。
雪の影響があるかもしれないようで、飛行機が無事に飛んでくれるか心配ですが、順調にいけば、15日(水)の午後には日本に到着する予定です。
ああ、日本の食事が恋しい!