今日はお釈迦様の降誕会、花祭りの日です。
かなりしつこい感じだった寒気も遠のき、朝から穏やかな日です。あちこちの桜がみな満開で、(大蓮寺横の枝垂桜はもうすっかり散ってしまいましたが)風に乗ってたまに花弁が流れてきます。いつも見慣れた景色が、この一週間ほどはまるで桃源郷にいるような錯覚を起こします。日本に生まれてよかったなあと思う季節です。
今日は火曜日でしたが、梅花講の皆さんと一緒に降誕会のお唱えをしました。ご詠歌のお稽古日は金曜日なのですが、花祭りは日をずらせられないのです。
花御堂の中の誕生仏です。甘茶をかけて祝います。
いつも思うのですが、季節の巡りはびっくりするほど確かにめぐりますね。涅槃会をしていた2月は寒くて寒くて、お彼岸の時もまだ寒さが抜けませんでした。でも今日はこうして花祭りのお祝いをするにふさわしい暖かくて穏やかな日です。境内の花も、すこし遅れ気味ですが次々と咲いてくれて、花祭りにふさわしい景観となりました。
2600年も昔の一人の青年が感じた苦悩を乗り越えて悟りを開くに至った、そしてその教えを伝えてきた仏教は、素晴らしいと改めて思います。今の世界中の戦争のもとが、宗教に関することがいつも根っこにあることを考えると、お釈迦様の教えが何とか広まらないものかと思います。
桜の次は新緑の季節。若い人たちが新しい環境で学んだり働いたりすることを、若葉が応援してくれますようにと思います。






