ボクは子どもの頃からなぜか?
渡り鳥の生き方に関心があったようです。
https://ameblo.jp/duo-quenarpa/entry-12394936824.html

数年前オオソリハシシギという渡り鳥が
アラスカからニュージーランドまで
10000kmを1週間無着陸で飛び続けることが
確認され、ニュースになっていました。
飲まず食わずで1週間、平均時速60kmで
飛び続けます。
その驚くべき能力、自然の驚異に感動します。

春夏を日本で過ごし子育てするツバメは
秋冬はインドネシアで過ごします。
5000〜6000kmくらいはあるでしょうか。
このルートは島がたくさんあるので
途中どこかの島に降りて休みながら
旅をするのでしょうか??

旅の途中で力尽きて脱落してしまうツバメも
いるのかもしれないことを
考えたことはありませんでした。
なんだかとても切なくなります。
天敵に襲われることもあるのでしょう。
厳しい自然界で生き残るのは
難しいことだと思います。
なぜそうまでして命がけの長旅を
するのでしょうか??
不思議ですねえ。

大磯在住の友人・正樹さんが
七五調の詩を書いて送って下さいました。

以下、正樹さんのメッセージと詩を紹介します。
*********************

大磯駅の 軒先に 毎年 巣を掛けて、
子育てに明け暮れる つばめを 想って
作詩しました。
暑い夏に、一生懸命
夫婦して 餌を 運び続ける。
やがて、子ども達の巣立ちを迎えます。
気がつくと、駅前の電線などに 一家揃って
止まっています。
子ども達の巣立ちが 無事に終了したのです。

秋の気配が 感じられる頃、一家揃って
南の島々へと 渡っていきます。
きっと その渡りの途中で 年老いたり
体が弱くなったものは
波間に落ちて行くのでしょう。

かつて 同じ巣の中で ひしめきながら
共に育った 兄弟姉妹とは この時に
チリジリになるのだと思います。
しかし、どうするのかわかりませんが、
新しい伴侶を見つけて また翌年に
子育ての為に、大磯にやって来るのです。
本能とは言え、深い意味を考えてしまう
つばめたちの 生き様です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つばめ

遥か 南の 彼方より
荒れ来る 波の 間(あいま)より
流れる 雲間を くぐり抜け
嵐も厭(いと)わず 懐かしき
我が故郷へ 帰らんと
翼千切れる 痛みすら
心嬉しき 春の 日よ

帰り来(きた)れば 幸いに
あいも変わらず 我が古巣
駅の軒下 降り立てば
人の忙(せわ)しき 歩み間に
心懐かし 子どもらの
赤き嘴(くちばし)数えつつ
等しく餌つけと心 遣うる

ああ 我が故郷 (大磯よ)
子等を 育てし この町の
山路 裏道 山間(やまあい)と
海風そよぐ 浦波止場
今年も 愛しい 我妻と
子等を 育てて その巣立ち
望み見んこと のみぞ 知る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ただの 本能といえば あっけないのですが
私は それだけではないと思っています。
と言うのは、駅の 従業員の人たちが 糞など
直接通行人に掛からないように 板で覆ったり、
営巣し易い様に 棚で 巣を支えたりして
つばめたちの 帰りを支えているのですね。
つばめも その友好的な 人の姿勢に
きっと寄り添っているのだと思います。
夏 盛りの頃、たくさんのヒナが
大きな口を開けて 親鳥の 餌付けを
待つのですが、不思議ですねえ
親鳥は 見分けて みんなに平等に
餌を与えるのです。
秋風が吹く様になると 一家揃って
電線に止まったりして、南への
遠い旅路の 準備をします。
彼等にしてみれば、命掛けの
数千キロに及ぶ 旅路の準備です。
一夏を共に過ごした
愛と感謝の 挨拶の儀式の様です。
もう二度と 共に 過ごすことはないことを
すでに知っているかの様です。
そして、
風の 向きが しっかりと南に向いた頃、
“ Adios mi amada familia ”
(さよなら愛する家族)
と 旅立って行くのです。

以上、正樹さんのメッセージと詩でした。
**********************
メキシコの第二の国歌とも呼ばれる
愛唱歌
つばめよ(La golondrina)
ナルシソ・セラデル・セビージャ
(1843-1910)作詞作曲/やぎりん訳詩

わたしは祖国を離れて
異国で捕らわれているけれど
「いつかは還る必ず」と
伝えてよ 故郷の人に
苦しさつらさを耐え抜いた今も
祖国への想いはつのり
つばめよ 伝えておくれよ
この涙 ふるさとへ

疲れたつばめよ どこへ行く
居場所を求めて はるばると
「おまえのねぐらはここだよ」と
届けたい この想いを
苦しさつらさを耐え抜いた今も
わたしには還る道はない
つばめよ 伝えておくれよ
この涙 ふるさとへ

《つばめよ》動画
https://www.youtube.com/watch?v=40USVfZQCH4

2020年8月6日 東京文化会館小ホール
やぎりんトリオ・リベルタ自由の風コンサート
『平和祈念音楽会』プログラムの最後の部分
歌:大前恵子  
ヴァイオリン:永井由里
アルパ:藤枝貴子 
ギター:清永充美 
ケーナ:八木倫明
1. つばめよ(La golondrina)
N.S.セビージャ作詞作曲/やぎりん訳詞
 メキシコ合衆国第二の国歌
2. ハラベ・タパティオ(Jarabe Tapatio)
メキシコ伝統曲
3. アンコール曲 
コンドルは飛んで行く(El condor pasa)
D.A.ロブレス作曲/やぎりん作詞

◉1回に10万円〜20万円くらいの
赤字の出るコンサートが1年も続いています
赤字穴埋めのため(公演継続のため)、
8月9日の
平和祈念音楽会を記録したDVDまたはCDを、
ご寄付下さった方々への御礼にいたします。
ご支援金1口¥3000 で
ディスクを1枚お送りします。
当公演のチケットをお求めの方は
1口¥2000です。

★ご支援金お振り込み先
◎郵便振替口座
00180-2-612135  八木倫明
通信欄に『公演継続支援』とお書き下さい。
よろしくお願いします。

銀行口座にお振り込みの場合は明細不明と
なりますのでお振り込みの後に
メールでご連絡ください。
yagirin88@gmail.com
◎三菱UFJ銀行 高田馬場支店
普通 0051411 八木倫明(ヤギリンメイ)

◎三井住友銀行 光が丘支店
普通 0724543 地球音楽工房 代表
        八木倫明(ヤギリンメイ)

★九条が平和を守ってきた証拠


クローバーこのブログを訪ねて下さった方々が
幸運に恵まれますように、祈っています虹ドキドキ




大好評♪ 絶賛出版♪
やぎりん(文)+小澤一雄(絵)
絵本『わくわくオーケストラ 楽器物語』
(ポトス出版)¥1800(+税)



ちょっと和風なフランス料理と
宮澤賢治とアイルランド音楽
2021年5月29日(土)12:00〜
半蔵門/麹町
ふらんす割烹『トライアングル』にて
定員15人(全28席)
お申込み:yagirin88@gmail.com(やぎりん)


5月30日(日)は
昔昔亭桃之助 落語会 一橋学園駅北口30秒の
喫茶『Roダん』(呂壇)です。
20席のカフェですが10人定員。
お申し込み
yagirin88@gmail.com


やぎりんトリオ・リベルタ×永井由里(ヴァイオリン)
雑司谷拝鈍亭コンサート♪
2021年6月20日(日)午後5:00
木戸銭¥1000以上(いくらでも)
当日受付でのお支払いです。
予約/申し込み 不要(定員83)

6月27日(日)は、
まりりん・やぎりんアイリッシュコンサート
アイルランド人小泉八雲作品読み語りつき
一橋学園の喫茶『Roダん』です。
お申込み
yagirin88@gmail.com


やぎりんトリオ・リベルタの平和コンサート。
歌 大前恵子
ヴァイオリン 永井由里
8月9日(長崎原爆の日)振替休日
日暮里サニーホール
(山手線 日暮里駅南口徒歩2分)
お申込み
yagirin88@gmail.com


秋の立川公演も決まりました。
10月31日(日)午後2時 
立川市女性総合センターアイムホール
チケットは7月14日発売。



大前恵子×木星音楽団 セカンド・アルバム
鳥たちの詩、海の詩

1.くじらの子守歌  
 小笠原育美・作曲/相馬邦子・編曲
2.海はふるさと【大海啊故郷】
 王立平・作詞作曲/やぎりん訳詞
3.浜辺の歌
 林古渓・作詞/成田為三・作曲
4.アメイジング・グレイス
 英国賛美歌
5.ロッホ・ローモンド
 スコットランド民謡/相馬邦子・編曲/やぎりん訳詞
6.ふるさとのナナカマド
 スコットランド民謡/相馬邦子・編曲/やぎりん訳詞
7.聖母の御子
 カタルーニャ民謡
8.鳥の歌
 カタルーニャ民謡/やぎりん訳詞
9.つばめよ
 ナルシソ・セラデル・セビージャ作詞作曲/やぎりん訳詞
10.海はふるさと【大海啊故郷】
 王立平・作曲(インストゥルメンタル)
2017年8月25日
東京文化会館小ホールでのライヴ録音
11. 童神(わらびがみ)
 古謝美佐子・作詞/佐原一哉・作曲
12. コンドルは飛んで行く
 ダニエル・アロミーア・ロブレス作曲/やぎりん作詞

歌:大前恵子
演奏:木星音楽団
 小野美穂子【箏:十七絃/十八絃】  
 藤枝貴子【アルパ】
 三塚幸彦【尺八】  
 八木倫明【ケーナとナイ】
ゲスト
金亜軍【揚琴】 
古谷真未【チェロ】
★定価¥2600(+税)
★通販価格¥3000(送料¥180込み)
*******************

◎エッセイ『広い河の岸辺』
大変好評で、販売中ですドキドキ


クローバー必然と偶然が時を得て生み出した、
大いなる奇跡!
この歌は今後50年、
100年と歌い継がれて
日本の歴史に残るでしょう。
         湯川れい子

本の表紙
ドキドキやぎりんBOOK『広い河の岸辺』
(主婦と生活社)発売しました!!¥1000+消費税

コンドル合唱譜混声
やぎりん作詞《コンドルは飛んで行く》
やぎりん訳詞《つばめよ》
吉田桂子 編曲
合唱譜が出版されました。
女声三部/混声三部の2種類。
それぞれに、易しい二部合唱の楽譜も
収録されています。
¥1300(+税)全音楽譜出版社


合唱譜女声
ドキドキやぎりん監修の合唱譜が発売(全音楽譜出版社)。
小川類・編曲
☆女声三部/二部
★☆混声三部/二部

《広い河の岸辺》(スコットランド民謡)
《思い出のサリーガーデン》(アイルランド民謡)

2曲セット。
定価¥1200(+消費税)


ジャケ写
いちよ・たかこ・やぎりんトリオ♪
+ゲスト・チェロ 古谷真未
アルバム『いのちと平和の音源』
¥2800(+税)通販価格¥3000(すべて込み)

収録曲(★歌入り/☆チェロ入り)
1.愛は花、君はその種子(たね)
  (A.マックブルーム)[高畑勲 訳詞] ★☆
2.黄色い村の門(アイルランド民謡)☆
3.思い出のサリーガーデン
(アイルランド民謡/やぎりん 訳詞)★☆
4.白鳥の停車場(藤平慎太郎)☆
5.ラ・サンドゥンガ
  (メキシコ民謡/やぎりん 日本語詞)★
6.君の影になりたい【アルパ・ソロ】
7.ラピュタ・シチリアーナ
  (イタリア・ルネサンス〜久石譲) ☆
8.よろこびのうた
 (メキシコ民謡/枝元一代ほか 日本語詞)★
9.童神【わらびがみ】
  (佐原一哉/古謝美佐子・作詞)★
10. 蕾【つぼみ】(小渕健太郎)【アルパ・ソロ】
11. チョグイ鳥(パラグアイ民謡)
12. 広い河の岸辺
  (スコットランド民謡/やぎりん 訳詞)★☆
13. コンドルは飛んで行く(D.A.ロブレス)☆
14. 人生よ、ありがとう
  (ビオレータ・パラ/やぎりん 訳詞)★☆
15. 島唄(宮沢和史)★☆


木星CDジャケット
木星音楽団アルバム
Winds & Strings
湯川れい子さん推薦メッセージ
和楽器とラテン楽器による、
実にユニークで魅力的な異文化四重奏団だ。
でも異文化というより、
むしろどこか大昔に
深くつながっていた音と文化だ!
という確信に近い懐かしさであり、
新鮮なアイデンティティの再発見なのだ。
そう、ひょっとしたらこれは、蒙古斑まで遡る、
とんでもなく壮大なロマンかもしれない。
 
   湯川れい子(音楽評論・作詞)
¥2800(+税)通販価格¥3000(すべて込み)

木星音楽団
箏:小野美穂子/アルパ:藤枝貴子 
尺八:三塚幸彦/ケーナとナイ:八木倫明 
1.木星【ジュピター】
2.北飛行(小野美穂子オリジナル)
3.涙そうそう
4.少年時代 
5.アルパ協奏曲《鐘つき鳥》 
6.オリーブの首飾り 
7.コーヒー・ルンバ  
8.芭蕉布 
9.引き潮 
10. イエスタデイ 
11. 明日 
12. 江差(三塚幸彦オリジナル) 
13. 月の沙漠 幻想 
14. 砂山 
15. 雪(三塚幸彦オリジナル)


完成した絵本表紙
ドキドキ葉祥明さんの絵本(文:八木倫明)
『ひろいかわのきしべ』(国土社)
発売しました!!


絵本『ひろいかわのきしべ』推薦文の
帯付きは初版のみです。
クミコさんと湯川れい子さんの言葉が
載っています。

ドキドキクミコさん
いま世界にあってほしいと思うものが
この絵本の中にあります。それは
暗い空をてらす、希望の光です。

ドキドキ湯川れい子さん
この歌は、これからの時代に愛され、
その時代を踏み越えて、
未来に継承されていくと信じています。


クミコジャケ写
合唱のスコアもついた
《広い河の岸辺》CD
You Tubeには載っていない合唱バージョンが
このCDには収録されています。
女声合唱団「青い鳥」が素晴らしい演奏をしています。

★台湾に広がる《広い河の岸辺》
http://amba.to/1z1p6NO


★《広い河の岸辺》の本質
『小さな死』からの出発。
http://amba.to/1oBdnE3


★地球人が渡るべき河のこと
http://amba.to/1t0E3O6

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「なにも知らない。なにもできない。
なにもない。
なのに、なにかを求めている。
自分の微力は、よく承知している。 
とるに足りない才能についても自覚している。

でも、せっかく生まれて来たのだから
感動したい。共鳴したい。
おなじ心のひとに会いたい。

それがせめて
みじかい生命の軌跡の中で
ぼくらが望むものではないか。

ところであなたは・・・。


★『詩とメルヘン』サンリオ刊
1982年4月号 編集後記 やなせたかし  
◎やなさたかしさんの限りない優しさ
*********************

★音楽、落語、ラジオ、読書。想像力が抗認知症?
http://amba.to/1osUvYd

★エーリッヒ・フロムの愛の論理と音楽