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人生の壁を乗り越えるための199個のサプリメント

恋愛や人間関係、仕事などの人生の壁。ちょっとしたコツを知っていれば乗り越えることはできます。ちょっと考え方を変えるだけの「生き方のコツ」=サプリメントをお届けしますからご安心を。

大きな波の災厄から、10年の月日が流れた。

幾度も大きな波が各地を襲い、
その度に各地の「装置」は、壊れていった。

いま、
倭の国で、民が住める地は、二つだけである。

ひとつは、静かなる国
大長老 民(たみ)シュートの命を受け、「装置」を止めた地である。

いまひとつは、和と歌の国
この地の民は、「装置」を自ら調べ、危険極まりないモノであることを突き止めた。
いにしえの太古より、守り続けた大切な地。
なんとしてでも子孫に残そうと考えた。
それゆえ、爺(じい)ミントーが「装置」の建造のもたらす恵みを、いくら説明してもムダであった。
いくら財宝を積み上げても、民の心は動かされなかった。



大きな波の災厄で亡くなった方々の死を、ムダにしてはいけない。
そう考えた、年老いた民(たみ)シュートは最後の仕事に取りかかった。

二度と、同じ過ちを繰り返さないために、戒めの石碑を造るのである。
生き残った地だけではなく、大きな波に襲われた地、すべてに。

$世界一幸せになるための99個のサプリメント-ここより下に家を建てるな

石碑には、願いを込めて、このように刻み込んだ。

「大きな波の災厄の碑」
 高き住居(すまい)は児孫(こまご)に和楽(わらく)、想へ(おもえ)惨禍(さんか)の大津浪(おおつなみ)、此処(ここ)より下に 家を建てるな
 大きな波は此処まで来て部落は全滅し、生存者、僅かに 前に二人後ろに四人のみ 幾歳(いくとせ) 経る(へる)とも要心あれ。


「装置」の建造やいかに。

「倭の国に伝わる話」は、まだまだ、続く・・・。
ちなみに次回は恋バナします。




故郷を失った農耕の民 シマーフク
「火」によって焼け尽くされた土地は、もはや民が住むことのできない地になっていた。

災厄はそれだけにとどまらなかった。
「装置」がある場所は、シマーフクだけではなかったのである。

九ノ国にある漁業の地 カイゲン
陰ノ国にある景観の地 ネシマ
中ノ国にある瓦の地 タカーハ
静かなる国にある茶の地 マオカ
雪ノ国にある米作りの地 ワザキー
聖なる北ノ国にある極寒の地 トリマー
など・・・。

なんと各地に約50もの「装置」を爺(じい)ミントーは、造っていた。


世界一幸せになるための99個のサプリメント-原発

故郷を失うような悲劇を、これ以上繰り返してはいけない。
各地の民を案じた大長老 民(たみ)シュートは、「装置」を止めるよう命じた。


ところが、である。

「そんなことをすれば、暗闇が訪れる。暗黒の地になってしまう」
技術の民 デンリークの言葉に、各地の民は震えあがった。

結局、止めることができたのは、茶の地マオカの「装置」だけだった。

人災は続いた。
あろうことか、爺(じい)ミントーは、さらなる「装置」を造ろうとしはじめたのである。


世界一幸せになるための99個のサプリメント-浜岡原発


どのような運命が、この倭の国を待っているのであろうか。
次回は、いよいよクライマックスを迎える、ハズ・・・。











昔のヒトは、シンプルなお話を伝承することで真実を伝えてきた。
神話や昔話には、いろいろな真実が垣間みてとれる。

さて、むかし、むかしのお話。



大きな波の襲来から、二ヶ月が経過した。
住む場所を失った農耕の民 シマーフクは、遥か遠来の地で、暮らし始めていた。

大長老 民(たみ)シュートは、技術の民 デンリークに再び命じた。
「故郷を失ったシマーフクに、償いをせよ。せめて持てるだけの財宝をシマーフクに与えよ」

デンリークは、言った。
「あの大きな波は想定を超えたモノ。全責任は負えない。
財宝の50%カットならば、応じよう。足りない分は、トーキの民から取ればいいではないか」

世界一幸せになるための99個のサプリメント-東関東大震災


一方、大長老の座を追われた爺(じい)ミントーも動きだした。
再び大長老の座に返り咲くチャンスなのだ。
修理に手こずる民(たみ)シュートを、非難し始める。

世に言う「カンオシローの流言」である。

しかし、タイミングが悪かった。
そんなことをしている場合ではない、と多くの民が気がつき、爺(じい)ミントーの企ては無駄に終わった。

修理の終わらない「装置」から「」が、大量に溢れ、
隣接するバーラキチューバの街々へ迫りつつあったのだ。



が、しかし、本当に恐ろしいことは、この後に待っていた・・・。




「倭の国に伝わる話 第一話」は、こちらから。