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人生の壁を乗り越えるための199個のサプリメント

恋愛や人間関係、仕事などの人生の壁。ちょっとしたコツを知っていれば乗り越えることはできます。ちょっと考え方を変えるだけの「生き方のコツ」=サプリメントをお届けしますからご安心を。

自分の専門分野での「頑固」は、キチンとした実績があるヒトであれば、やってイイ。
実績もないヒトが、単にプライドが故に人の意見を聞かないという「頑固」は、やってはイケナイ。

やってはイケナイ頑固は、実はもうひとつある。



ここでひとつたとえ話でも。

某零細企業の社長さんは、技術畑のプロフェッショナル。
でも、マーケティング、デザインに関しては全くの素人
新製品ができたので、広告を作りたい。
で、デザイナーに発注。

ありがちなケースです。

世界一幸せになるための99個のサプリメント

さーて、デザインが出来上がってからが、大変。

発注した社長がデザインについて、あれやコレや言い出すことがある。
ここを赤にとか、この文字を大きくとか。


コレが始まると、この先には暗雲が待っている。
まず、いいデザインはできません


理由は簡単。
目指すゴールが違うから。

例えば、
パンクの好きなふたりの若者がいたとします。
ふたりの若者は、故郷にいるオジイチャンに誕生日のプレゼントを買いたいと思った。
若者Aは、自分の好きなパンクを全面に打ち出して、パンクロッカーが着るカッコいい洋服をおじいちゃんに贈った。
若者Bは、自分の趣味とは違うけれど、オジイチャンの好きそうな洋服を探した。
で、地味だけどおしゃれな感じの洋服を贈った。

どちらがオジイチャンは喜ぶか。



訓練を積み、経験も積んだデザイナーは、「自分の好み」を取り敢えず隅に追いやって、ターゲットとなるユーザーは誰か?を考慮してデザインを作ることができる。
オジイチャンの好きそうな洋服」を探すのである。

一方、訓練を積んでないデザイナーは、自分の趣味でデザインしてしまう。
その人がデザインしたというのが、一目で分かるようなデザインをしてしまう。

ましてや、素人の社長さんは、どうしたって自分の好みでしか判断しない。
自分の好みで、ここを赤にとか、この文字を大きくとか、言い出してしまう。
パンクロッカーが着るカッコいい洋服」を探すのである。

かくして、全く方向が違うデザインを作っていくはめになる。
うまく行くハズがない。


「デザインをプロに発注するとかっこいいデザインができる」とは、思ってはイケナイ。
発注したことがないヒトには、にわかには信じられないでしょうが、上記のごとく、コレうまくいきません



ウマく行く唯一の方法
発注する前に、ジックリ時間をかけて、腕のいいデザイナーを探し出す。
で、ひとたびデザイナーに仕事をお願いしたら、絶対に口を挟まない。おまかせすること。
専門家は、素人とは違う観点で仕事を進めているのである。

もう一つの「やってはイケナイ頑固」がコレである。・・・単なる愚痴のようにも見えますが。


決して専門分野ではないモノごとに、頑固を貫き通してはイケナイ。
ろくな結果にはなりません。



以上、やはり今回は、単なる愚痴でした・・・。



頑固であること。
これは「物事にこだわりを持つ」あるいは「妥協をしない」姿勢であり、ありうべき生き方である。
多くの場合、こういうヒトは、自分の専門分野を持っていて。それなりの実績をあげているヒト。

たとえば、伝統工芸の熟練の職人さん、経験を積んだクリエイター。
あるいは老舗旅館を長年切り盛りしてきた女将さんだってそうでしょう。

自分の生き方にポリシーを持っていて、成功を収めてきたゆえの頑固さ。
由緒正しい頑固さである。
逆に言うと、こういった人々は「頑固」であらねばイケナイ。
長年の経験と実績に裏打ちされた「正しい道」。
他人がなんと言おうが「妥協」する必要などミジンもない。
そういった姿勢が故に、お弟子さんに慕われる。



一方、別の「頑固者」がいる。
自分の生き方にポリシーを持っているし、自信もあると言う点では同じ
違うのは、実績がないというコト。
どういった頑固者かと言うと、いままさに学校で技術を学んだばかりのヒト。
学校で学んだのだという自負があるがゆえ、プライドがやたらと高いのである。

この手のヒトは意外と厄介。
他人の意見を聞く耳を持たないゆえ、間違った道をひたすら突っ走っていく可能性がある。
失敗してわかるかと言うと、さにあらず。
やたらプライドが高いがゆえに、失敗をひた隠しにして、さらに突っ走る
にっちもさっちもいかなくなって初めて、目覚めると言うパターンである。


この手のヒトの救済方法は、ただひとつ。
「プライドをずたずたにする」こと。
つまり「下積み」である。


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若者に下積み生活が必要な理由がココにある。
技術の習得は枝葉のこと。
この不要なプライドを打ち砕くということこそが、大きな成果。
そのヒトの成長にとってプライドは邪魔者以外の何者でもない。

プライドを捨て、ひたすら師匠に従い、学ぶ。
砂漠に水がしみ込むごとく、吸収していくのである。
最も確実な、成功法則がここにある。

成功を収めてきた、頑固者の師匠の面々は、例外なく下積みを経験している。
下積みに耐えてきた面々なのである



実は、やってはイケナイ頑固がもうひとつある。
それは次回のおたのしみ。

プロのデザイナーとアマチュアの違いってなんでしょう。
ビジネスとしてのデザインと、趣味の世界のデザインの「決定的な違い」ってなんでしょう。


デザインセンスの良さ?

うーむ。
確かに、プロはいいデザインをする。
でも、アマチュアだってカッコいいデザインができるヒトもいるし・・・。
コレは決定的な違いではありません。


では、ミスをしないってコト?

うむむ。
たとえば、カッコいーデザインのカレンダーを趣味で作ったとします。
仮にタイプミスがあったとしても、「はははは、やっちゃった・・・」ですみそうです。

でも、プロの世界はそうはいきません。
たとえば、カッコいーデザインのカレンダーをビジネスで作ったとしましょう。
そこに記載されている数字が違っていたらどうなります?
申し訳ありませーん、ではスマナイ事態となってしまいます。
責任を取らなければイケマセン。

でも、これはあくまでも「大きな違い」であって「決定的な違い」ではありません。
人間のすることだし、プロだって絶対に間違えないって保証はありませんから。
雑誌にタイプミスあるしね。



実は、超恐ろしい「決定的な違い」がひとつあるんです。


たとえば、
クリスマスカードを趣味で作るとします。
カッコいーデザインにするために、ジックリ時間をかけ、
ミスがないように、さらにジックリ時間をかけて、クリスマスカードは完成。
で、これが、12月26日にできたとしても、「はははは、遅れちゃった~」ですみそうです。

では、プロだとどうなるか。
完全にアウトです。
ビジネスとして成立しません。
高熱が出ようが、子供が泣こうが、なにがあろうと、〆切りまでに完成させる必要があります。
雑誌の入校ができなかった、なんて「アリエマセン」


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超恐ろしい、「決定的な違い」
それは、〆切りがきっちり決まっているってコト。


デザインって、必ずしも、プロじゃなきゃできないってモノではありません。
素人のヒトでも、センスのいいモノを作ったりしますし、コンピュータを使えば
それなりのものができたりもします。

ただし、そこには「時間をかければ」っていう大前提があります。
そこがプロとアマチュアの「決定的な違い」
プロは「時間をかけずに」作ることを要求されます。


これは、どんな分野でも同じこと。
誰だって「時間をかければ」仕事は終わらせることができます。
でも、それでは、ビジネスとしては、成り立たないケースが多々あります。
いかに短時間で「時間をかけずに」、一定のクオリティの仕事をこなしていくか、ここがプロとアマチュアの決定的な分かれ道。

プロの世界は、厳しいのである。