あんまり恥ずかしくって、タイトルに題名を入れることができませんでした。
公開当時、仕事に悩んでいたこと。アイリッシュの多くが犠牲になった船で、印象が良くないこと。「銀河鉄道の夜」を思い出して、必要以上に悲しくなってしまうこと。
そして何よりも当時騒がれすぎていたこと。
などの理由で観るのを避けていたのですが、本日初めて「タイタニック」を観ました。
ストレートなパニック映画に恋あり、親子の確執あり、貧富の差ありで盛りだくさんの映画でした。
スクリーンで観たら迫力があったのだろうなと思います。
そして、始終流れる Tin Whistle の音が溜まりませんでしたね。私は、リバプール(本当はホリー・ヘッドですが・・・)からダブリン港に入港するフェリーから見た夕陽を思い出してしまいました。
まぁ、この映画はみんなが観たいと思うのが解る気がします。
盛りだくさんだからね。
カップルも、映画好きも、当時流行っていたか忘れましたが、アイルランド好きも観たいと思うでしょう。
最近になって解ってきたことですが、タイタニックのぶつかった氷山は、海流も影響しているようですが、月や太陽の地場の影響もあったようです。
さほど、大きくない船ですが、一度沈むのではないかと思ったことがあります。
シェトランド島からオークニーへ向かうフェリーで North Sea を航行中、ほとんど45度に傾いて船が進んでいました。テーブルに置いてあるコーヒーカップがスーッと滑って行ってしまうほどです。
当然船酔い。その時救ってくれたのは、遠くに海面を背中を出して泳いでいるシャチ(くじら?)の群れでした。感動ものです。ひとりで大騒ぎして、周りの人たちに「あれを見て、あれを見て」と言って騒いでいました。
でも、本当にその時に船酔いから救ってくれたのは、大量に買い込んでおいたPOLO(ミント・キャンディー)だったのですけどね。
そんな事を考えながら、観ていました・・・。おしまい。