1985/10/17 雑誌「週刊ザ・プロレス」ブル中野が悪に芽生えたとき | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1985/10/17号の雑誌「週刊ザ・プロレス」にブルの記事がありましたので引用します。

 

 

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中1から極悪街道一直線

ブル中野がワルに芽生えた時

 

"極悪同盟若頭"ブル中野新人時代は 「パンダちゃん」の愛称で親しまれていたコが、極悪同盟入りするや、金髪のハーフモヒカンヘアをセールスポイントに、ヌンチャクを振り回し大暴れ。 全日本王座も掌中に収め、極道のエリート街道を歩んでいるが、その悪の才能は、中学時代に芽ばえていた。ロングスカートにつぶれたカバンで通学、 筋金入りの積木くずしだったのだ。
 

脱色の髪にロングスカート

立派な? 積木くずし娘だった


ブル中野が、中学時代に"ワル"の道に足を踏み込んだのは、 女子プロレスが原因だ。当時ヒールの女王として大暴れしてい たデビル雅美やタランチュラに感化されて家庭内暴力に走ったのではない。驚くべきことに、中学1年で女子プロ入りが決定したからなのだ。
 

本来、女子プロのオーディションは、中学卒業見込み以上の年齢でないと受験できない。ところが、中野は「中学1年の時、 母親が知らない間に願書を出していて"あす、テストだから受けて きなさい"というから軽い気持 ちで行ったら受かった」。その頃すでに身長165cm、体重73キロ あったというから、女子プロは 金の卵だ!と青田買いに及んだわけだ。
いずれにしろ、母親は大喜び。 中野も「前からテレビで見て女子プロは好きだった」から、卒業後の進路は、この時点で決まった。

 

となると、高校受験の必要はない→中学は義務教育だから成績は悪くても進級できる→勉強なんかしないで遊べる! ---かくて三段論法ツッパリの誕生。 「テスト受けたって、なまじ20点ぐらいとるより0点のほうがカッコいいじゃん。白紙で提出して0点のオンバレード。通知表は美術が4から、体育が3か4なのを除いて1と2ばっか」。
 

新人時代から反則の"勉強"
 

「先生? あきらめてたから何 もいわなかった。髪はオキシドールで脱色。足首まである長いスカートはいて、ぺちゃんこカバンを使ってたから」
つまりは、女子プロ入りが決 まった瞬間から極悪のエリートコースに乗っていたのだ。

その証拠に、新人時代は小倉と 仲が良く「ゴンゴン」「パンダちゃん」などとキャピキャピしてたが、試合となるとよくチョークやかみつきの反則をやっていた。中学時代に培養された悪の才能が、まだツボミと はいえ、チラホラしていた。 

 

それが「小倉と比較されるのはイヤ」と極悪同盟に加わって 一気に花開いた。今年2月、ダ ンプに髪を切ってもらい頭を半分丸めてからは、先輩レスラーと対戦しても臆することもなく 向かっていく。クラッシュギャルズであろうと横田、デビルでもヌンチャクを振り回して痛めつける。
 

"ジャパン・グランプリ"で実現した極悪対決ダンプvsクレーン戦でダンプに加勢、クレーンを引退に追い込んだのも「私はダンプさんのような徹底した悪党ファイトができるようになりたいと思ってる。だからダンプさんについたんだ」という。 

 

まさに極道街道一直線の中野。 全日本王座のベルトで満足することなく「ダンプさんとWWW A世界タッグのベルトを奪う」 と標的をクラッシュに定めてい る。「そのために、ヌンチャクや反則攻撃をもっと磨かなければ ならないし、必殺技も身につけたい」No.2としての地位を固め ようと燃えている。
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当時はこれは本当かなと思っていましたが、ぶるちゃんねるで中野本人の話を聞くと、赤い部分はウソのようです。

極悪見習いになるまでは、ベビーフェイスにあこがれていたので新人のときにかみつきやチョークをしていたとは思えないです。

「小倉と比較されるのがイヤ」だから極悪同盟に加わったのではなく、ダンプに無理やり入れられたわけで、その点も違います。

クレーンのときも、なんだか状況が分からずにダンプに言われるままに従っただけで、別にクレーンを引退に追い込んだわけでもなさそうです。

 

 

 

 

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なんと夢はモーテル経営だって

 

◆生年月日 S43・1・8

 「出身は埼玉県。ダンプさんも 埼玉だから極悪の名産地だね」 

◆趣味 貯金。「いま300万 円ぐらいある。ウソだと思ってるんだろう! そのうちダンプさんみたいに家を建ててやる」
◆メガネ サングラス30個。
「素顔を見せないための必需品。値段は千円から9千8百円までマチマチ」
◆住居 都内1DKのマンシ ョン。「部屋中に自分のデビューから現在までの写真、パネルをはってある」 

◆好きな食べ物 すし。

「6人前は食べる。あと好きなのはステーキ。嫌いなのは缶詰めの パイナップルとふき」
◆初恋 幼稚園。「クラスでえばってた子。昔は強そうな人が好みだったんだけど、今は "守ってあげたい"と感じる女っぽいかわいいコがタイプ」 

◆化粧 約20分。「目がタレているので吊りあがったように見せることにポイントを置い てる」
◆引退後の夢  モーテル経営 「25歳ぐらいで、やめるまでにお金をためて喫茶店かブラィックを始めたいんだけど一番やりたいのはモーテル。3年で元がとれるらしいじゃない」
◆好きな色 黒。「極悪のイメージカラーだから、水着やトレーニングウエアは黒を基調にしてる」
◆結婚 多分しない。「結婚するなら酒、タバコ、ギャンブルをしない人がいいけど、私、 ズッと同じ人を好きでいられない性格だから、結婚しても あきちゃいそう」
◆サイズ 170cm、83キロ、B100、W80、H110
「もっと体重を増やして上半身に力をつけたい

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将来の夢は「モーテルの経営」。当時モーテルという言葉が格好良かったら言っただけ、というよううな感じがします。

結婚願望はこのときはなかったようです。現在の旦那様は酒、タバコ、ギャンブルをしない方なんでしょうか。ずっと同じ人を好きではいられない性格とありますが、結婚だと「好き」だけでは成立しないと思うので、現在は幸せそうなので良かったと思います。

 

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