1985/9/26 雑誌「週刊ザ・プロレス」ダンプの影武者は誰だ!! | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

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極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

1985/9/26号の週刊ザ・プロレスに、ダンプ関連の記事がありましたので引用します。

 

 

 

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女子プロレス・リポート リングの戦士

ダンプの影武者は誰だ!!

 

あのダンプ松本に、遂に影武者が誕生した。
大阪城ホールでの、ダンプvs千種の髪切りマッチのことだ。 ファンも、実況放送していたフジテレビも、アナウンサーの私も完全にだまされてしまった。 革ジャン姿で、竹刀を手に、リングをゆうゆうと一周して青コ ーナーに上がったダンプ松本がなんとニセ者で、そのうしろでマスクをして、マネジャー風に付きそっていた人物が実は本物のダンプだったから、対戦相手の千種も驚いた。放送席で実況していた僕も、ダンプに覆面マネジャーが新しくついたのかなぐらいにしか思っていなかったので、すっかりだまされてしまったのだ。

 

それにしても、姿、格好、特にその雰囲気はダンプそっくり。 顔にペインティングしているとはいえ、身長、体重までまったく同じというのだから、双子の姉妹といわれても信じたくなる。 すっかり動揺した千種が遂に試 合にも負け、坊主頭にされたことは、先刻ご存じの通りだから、 この影武者作戦は大成功だったわけだ。


さて、問題なのは影武者の実体。果たしてどんな人物なのか。 あれから僕も必死に調査して、 やっと少しばかり分かってきた。 

 

実はダンプ松本とともにオーディションを受け、一緒に不合格になったテスト生の中に、ダ ンプそっくりの女の子がいたのだ。テスト失敗後もダンプと仲良く練習生としてジムに残っていたので覚えていた。その後、 ダンプは熱意が通じてプロテストに合格したが、彼女はダメだった。そしていつの間にか女子プロレス周辺から姿を消してしまっていたのだったが.........。
 

大阪城ホールの試合が終わったあと、僕はダンプに聞いてみた。ダンプは笑って答えない。 でもその表情は決して否定はしていなかった。ダンプは今、 身の危険を感じているそうだ。 リング上での凶器攻撃を知るファンが、クラッシュに代わってそのお返しをと、狙っている可能性はある。まして、千種を坊主頭にしてしまったのだから...。 

 

そんな現状の中で、影武者はたしかに一石二鳥の思いつきだ。 リング上では相手をカク乱し、実生活では身の安全のために。いよいよ勢力を増し、今や文字通り大型台風に成長した極悪同盟。ダンプ松本を中心にいよいよその結束力は強くなり、リ ングをわが物顔にのし歩いている。
(全日本女子プロレス実況アナ ウンサー)
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志生野アナも騙されてしまったダンプの影武者について、志生野さん自身がプロレス雑誌で語っている珍しいインタビューです。

中身は影かほるですが、この記事ではリングネームはまだなく(このときはまだ全女にレスラーとして正式に入門していない可能性が高い)、練習生としか書かれていません。

 

 

影がぶるちゃんねるに登場したときに、いつオーディションを受けたのか話されています。

ダンプと一緒に不合格になったというと54年のオーディションのことでしょうかね。

一緒に練習をしていたのは少し違うようですが、そもそも影は松永ファミリーなので詳しくも書けないでしょうし、うまくボカして書かれていますね。