2023/5/6 押忍PREMIUM 子供たちに夢を!希望を!~大谷晋二郎応援大会 感想 | 時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

時系列でみる! 極悪同盟 ダンプ松本 ファンブログ

極悪同盟(特にダンプ松本さん)のプロレスを時系列で整理します。思い入れのある雑誌処分のためブログに残して廃棄します。「テーマ別」で時系列で閲覧することができます。妄想で書くこともしばしばですが1年(+α)かけてやる予定です

◆押忍PREMIUM PRO-WRESTLING SHOW~子供たちに夢を!希望を!~大谷晋二郎応援大会
■日時:5月6日(土)イベント開始13時00分(開場11時30分)
■会場:ベルサール高田馬場
■入場無料(子育て支援&大谷晋二郎応援チャリティイベントの為、お1人様500円以上の募金

 

押忍PREMIUM を観に行きました(^^;

昨年春に延期、そして夏にも同じベルサール高田馬場で行われるということでチケットを購入していたのですが、コロナで2月に延期となり、さらに延期で今回の開催になりましたね。

 

 

チャリティーイベントということもあり、お客様が満員でした。会場は広かったので椅子を継ぎ足して増設しておりました。

 

極悪の試合目当てに観に行きました。

これです↓

 

▼女子レジェンドスペシャルタッグマッチ
クレーン・ユウ
ダンプ松本
withブル中野

vs
旧姓・広田さくら
神取忍

 

試合の模様はぶるちゃんねるで動画になっています。

 

 

この動画を見ていただければ、内容は全部わかります(^^;

 

ちなみに今回は紙テープOK、マスク腰の声援OK、動画写真もOKということでした。

コロナ渦のときは禁止事項ばかりでしたが、ようやく声援ができるようになりました。プロレスは声援ができないと、やはり物足りません。

私も写真を撮ったので、いちおう掲載しておきます。(^^;

 

----------------------------

 

この試合ですが、私の感想を一言でいうと、「神取が広田さくらワールドに巻き込まれて撃沈しちゃった」という感じでした(^^; 

神取は一瞬のスキをブルにつかれた感じです。

極悪同盟は広田ワールドには飲まれなかったです。飲まれている感じで、飲まれない。ダンプとブルで広田ワールドをぶち壊し、虎視眈々と勝利を狙っていました。詳しく見ていきます。

 

------------------

まずは神取忍、広田さくら入場のあと、極悪チームの入場です。

ダンプが竹刀を振るいながら入場。ロープを広げてダンプとクレーンを通すブル。初期の極悪同盟時代を彷彿とさせる懐かさです。

 

この時点ですでにブルは、ぶるちゃんねるとは全然違う戦闘モードに突入しています。目が怖いです。

 

------------------

 

私は南側にいたのですが、「ダンプさーん!!」、「ユウーー!!」と極悪側の声援が非常に目立ちます。相変わらず極悪は大人気でした。

 

極悪同盟というのは、存在そのものがプロレス界において、ブランド化しています。ダンプの存在が一番大きいのは間違いないですが、そこにNo.2のクレーン・ユウがまだCOMBOで現役、そして世界を獲った女帝、ブル中野が加わっているのが大きいですね。だから女子プロレスにおいて、極悪同盟は格が違うんですね。

また、極悪同盟は「極悪」と書かれた黄色いシャツを着るスタイルが確立しています。衣装はあくまでシンプルですが、わかりやすく、他者との差異がはっきりしています。

 

極悪同盟を凌駕できるチームがあるとすれば「クラッシュ・ギャルズ」だけだと思います。対戦相手としていつか登場してほしいです。

 

------------------

 

さて、今回の相手は神取と、エンターティナー度マックスの旧姓:広田さくらです(^^; 神取のスタイルで本格的に格闘をするのか、広田さくらがエンタメ的にかく乱するのか、どうなんでしょう・・という感じで試合開始です。

 

 

いきなり旧姓:広田ワールドに突入(笑)

 

やはりこちらの路線であったか(^^) 新崎人生ばりの拝み渡り。さらにジャンプして2段目に飛び乗るという荒業(笑)

 

 

クレーン「またこれか!! ヤダよ!!」

 

続いてクレーンの還暦祭でもやっていた浣腸。さらに高田純次のダンスと続きます。ダンプがたまりかねて出ていくと、

 

広田「もうちょっとだけ私の時間をください」「すぐ終わるんで」と懇願(笑)

 

ダンプの目の前でトップロープでの逆立ちに挑戦。

もうなにがなんだか分からない広田ワールドです。

 

 

優しく見守るダンプ(笑)

 

貫禄が違います。ダンプに広田が「手を出すな」、「手を出すな」と言っていましたが、これはダチョウ倶楽部よろしく、「手を出せ」ってことですよねw

 

 

もちろん、思いっきり竹刀攻撃(笑)

 

倒立成功までは待ってあげたのだから、優しいダンプさんです。

 

 

神取にタッチ(というか交代)したところで、場外乱闘。

その後、リングに戻ると、ブルが淡々とヌンチャクを持って乱入し、久しぶりにヌンチャクアクションを見せてくれました。思いっきり神取の腹にヌンチャクをぶちかましていました(^^;

 

 

 

ダンプが旧姓:広田さくらをラリアート一発で葬って、極悪チームの勝利です!!

 

--------------------

 

さて、こんな感じの試合でした。ここからは自分の勝手な感想です。

 

ベビー側の神取と広田さくらはバラバラ感がありましたね。神取はショープロレス向きではないので、ほとんど活躍できなかったし、それどころか広田ワールドに飲み込まれてしまって、ブルの奇襲をなんだかわからないうちに喰らって、あっという間に監禁(?)されました。

神取は存在感だけで極悪の相手としては十分ではあったけど、前回のジャガー横田&神取忍のほうが、バランスとしてはよかったかな。広田とペアだと凸凹コンビになっちゃう感じがします。

 

一方で広田ワールドに飲まれそうで飲まれなかったのが極悪同盟。特にダンプとブル。

クレーンは臨機応変に対応するタイプなので、広田劇場にきちんと付き合ってあげた感じがします。こういうところが人がいいクレーン。優しいんですよ。ここは極悪同盟の中でもダンプとは違うところ、と感じます。クレーンも自身で「ぶるちゃんねる」でそう話していましたけどね。でも、クレーンがいないと広田ワールドが長々と続かないから、そういう役割も必要ですかね。

 

--------------------

 

ブルは入場から最後までYoutubeの時とは違い、目がマジモードに入っており、ピリピリ感を感じます。

ダンプも試合ではおっかないです。貪欲に勝ちに行ってました。先日のジャガー横田戦の時にも書いたけど、ダンプの根底にあるのは、あくまでもヒールとして相手を黙々と痛めつけ、体と体をぶつけてプロレスで勝つ!! これなんじゃないですかね。

 

なんとなく広田さくらのプロレスとダンプ松本のプロレスは「ショー的プロスレス」という意味では近しいものに見えるんだけど、私は見ていて全然違うと思いました。

広田は喋りを交えながらお客にアピールして世界を広げるけど、ダンプはヒールとして黙々と相手を痛めつける仕事人に感じます。

 

ダンプの代名詞である派手な竹刀や一斗缶攻撃は、お決まりの芸事ではあるけど、それは本質ではないというか。おそらくダンプは昔は「アタック松本」と言われていたけど、そのときから「相手を攻めて攻めて攻め続ける」ことが好きなんじゃないですかね。そしてヒールとして、ベビーフェイスが立ち向かってくることを望んでいるよう見えます。

 

その空気はブルにも伝わっているというか、染みついているというか。ブルはダンプからヒールのイロハを教わったから似ていて当然なのですが、広田ワールドがどんなに侵食しようが、ダンプとブルは「ヒール」という点では信念を曲げず、絶対に譲らないし、広田ギャグに付き合わない。どこまでも「ヒール」を突き通しています。ホント、そう感じました。

 

終盤、ダンプの意図を察したのか、ブルは広田ワールドをぶっ壊しに、神取を突然引っ張り出し、試合の流れを断ち切るような切れ味鋭いヌンチャクを食らわして、無言で仕事をしていました。ヌンチャク一つで流れを変えるんだから、ブルの存在感、プロレス勘というのかな、凄いですね。

 

ダンプのプロレスに対する姿勢は、2月のジャガー横田とのシングルマッチでも書いたけど、そのように感じました。だから、よく「ダンプは竹刀一本振り回して立っているだけで十分」という感想を聞きますが、私はそれは違うと思います。「立っているだけ」でオーラが出ているのではなく、ヒールとして相手を叩きのめそうとする闘志がオーラに見えるんじゃないですかね。

 

 

 

試合後の休憩時間に、ダンプさんとクレーンさんが物販とサイン会をやっていました。

極悪のテーブルは列をなしており、ものすごい人で混雑しておりました。熱気も凄いです。

他のレスラーの物販コーナーもたくさんあったのですが、男子プロレスはそれほど混んでないのに、みんな極悪に集まってきます。 昔はダンプとクレーンには「殺せ!!」、「カエレ!!!」のオンパレードでしたが、一周回って、みんなに愛される極悪同盟になりましたね。意外と若い人もサインをもらっていたように見え、ぶるちゃんねるや、マンガの「ダンプ・ザ・ヒール」の影響も大きいのかなと思いました。

第六試合が始まっても、多くの人が試合そっちのけで極悪ブースに集まっていて、とても近づけるような感じではありませんでした。

 

そうそう、クレーンのYoutube配信も面白かったです。

 

FMルピナス クレーンさんの配信

 

ブルとクレーンで緊張して「オエオエ」していたという話が出ています。ブルはダンプがいたから緊張していたのか、普段から「オエオエ」しているのか分かりません。ただ、極悪同盟は試合前にそれだけピリピリとした緊張感があるということですね。素晴らしいプロ集団です。