カラべリは1960年代後半から日本でもアルバムの発売が開始され、順調にファンを獲得し’70年代にはいると
他のフランスのオーケストラとともに、イージーリスニングの楽団として押しも押されぬ存在となりました。
彼のアルバムの特徴は、テーマを決めた作品が多いことです。これまでに、Abba, Julio Iglesias, Adamo, Michel
Polnareff, Simon & Garfukelなどの作品集が発売されています。当初はカラベリときらめくストリングスという名称で
紹介されていましたが、現在はカラベリグランドオーケストラあるいは単にカラベリと表記されています。
今回紹介するアルバムは1967年にリリースされイタリアのサンレモ音楽祭に焦点をあてていて当時、欧州のみならず
米国、日本でも発売。華麗なストリングス演奏でファンを魅了します。2019年には英国でCD化されています。
"Nel blu, dipinto di blu" (Volare)1958年Domenico Modunoが作曲しJohnny Dorelliとサンレモで歌い見事優勝。
アメリカでもDean MartinやBobby Rydell盤が大ヒットしました。
"Piove"(Ciao ciao bambina)1959年イタリアのDomenico ModunoとJohnny Dorelliがサンレモ音楽祭で歌い、
優勝曲となっています。その後はスタンダードナンバーとして知られています。
"Al di la"1961年Betty Curis &Luciano Tajoliがサンレモで歌いWinnerとなりました。アメリカでは翌年Emilio Pericoli
盤が大ヒットしました。
"Quando quando quando"1962年のサンレモでTony Renisが歌い第4位に入賞しアメリカでは
当時Pat Booneが録音しヒット、のちにEngelbert Humperdinck盤も注目されています。
"Io che non vivo"(You don't to have to say you love me)「この胸のときめきを」Pino Donaggio-Vito Pallaviciniの
作品でDonaggioとアメリカのJody Millerが1965年のサンレモで歌い入賞。後に英詩が付きDusty Springfield盤が1967年
の大ヒットしました。その後1970年にはLas Vegasでのステージで取り上げたElvis Presley盤で再ヒットしています。
"Le colline sono in fiore"「花のささやき」1966年Wilma GoichとLes Surfsが歌い入賞し、ゴイク盤は
日本でもヒットしました。
"Io ti daro di piu"「生命をかけて」1966年サンレモでOrietta BertiとOrnella Vanoni が歌い入賞し
その後"Can I trsut you"という英詩が付きPatti Page , Vikki Carrなどが録音しています。
"Una casa in cima al omondo"1966年作者のPino DonaggioとClaudio Villaがサンレモで歌い第4位に
入賞した作品。邦題は「青空に住もう」。
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ここでサンレモを離れてイタリアに関係した作品をお聞きください。デビュー当時はバイオリンなど弦楽器中心の
編曲でしたが、徐々にSaxなどの管楽器なども編曲に加え、その演奏の幅を広げていきます。
Nino Rotaはイタリアを代表する映画音楽の作曲家です. その作品が3曲続きます。
映画"Plein soleil"「太陽がいっぱい」(1960)のテーマ曲。
”Love theme from Romeo &Juliet”(1969)同名映画のテーマ。
"Love theme from Godfather"(1972)同名映画のテーマ曲。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------再びサンレモに戻ります。
"Non pensare a me"(Time alone will tell)「愛の別れ」は1967年Claudio Villa & Iva Zanicchiが歌い優勝に輝き、
英詩が付きアメリカでは"Time alone will tell"のタイトルでイタリア系アメリカ人のいJerry Vale, Connie Francis盤
などがチャートインしました。
"Dio, come ti amo"(Oh how much I love you)「愛は限りなく」1966年のサンレモでDomenico Modunoと Gigliola Cinquettiが歌いウイナーとなりました。
ここから2曲は、今回のアルバムには収録されいない作品です。
”Quando m'innamoro:Man without love"(Livraghi)「愛の花咲くとき」は1968年のサンレモでSandpipersとAnna Idendiciが歌い入賞した作品。後にEngelbert Hunperdinckの英語盤がヒットしました。
"Romantico blues"(Pilot)1970年のサンレモでBobby SoloとGigliola Cinquettiが歌い入賞した作品。作者のPilotは
Tom Jonesの”Love me tonight"の原曲の作者でもあります。
"At San Remo"を含む2 on 1 CD.




















