ジャンプ17号の感想 | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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鳥山明先生の短期連載「SAND LAND」が映画化され、8月23日に公開されます。連載から23年か……。時の流れの早さと、まさかのアニメ化にビックリ。

「呪術廻戦」は休載です。

ブラッククローバー
 絶大な力でクローバー王国に迫るユリウス。歴戦の騎士達でさえ絶望する程の力の差を見せ付けられるけど、この男は諦めない。むしろ闘志を燃やしているし、ユリウスも警戒していた。
 という訳でユノ、颯爽と登場! 魔法帝レベルの実力と貫禄を感じさせるけど、それでも彼だけではユリウスには敵わないだろうなあ。アスタ、早く来て最強タッグを組んでくれー!

ウィッチウォッチ
 またまた濃いキャラが登場。まあ吸血鬼や狼男が出たら、フランケンシュタインの怪物が出ない筈ありませんよね(by怪物くん)。
 藤木会長とミハルのやり取りは勘違いしてもしょうがない。むしろしない方がおかしい。腐女子的な発送に行かなかっただけでもフランちゃんはまともだと思います。
 学校には遠隔操作式のロボットに行かせて、自分は引きこもりか。羨ましい。黒魔女との戦いにも役立ちそう。

ONE PIECE
 やはりヨークが石化したのは作戦だったのか。エッグヘッドには海軍だけでなく黒ひげ海賊団も向かっている。確かにこれは世界を揺るがす大事件になりますね。
 一方、キッドは赤髪海賊団と激突。猛者揃いだった白ひげ傘下と違って、シャンクスの傘下の海賊団は弱いのか。でも気の良い奴らばかりみたいで、シャンクスにとっては傘下ではなく、気の合う友達感覚なんだろうなあ。ルフィとも仲良くなれそう。
 傘下は弱くてもシャンクス自身の実力は絶大。見聞色の覇気は未来予知レベルに達しているし、ロジャーと同じ技を使ってキッドだけでなく、キラーも纏めて一撃で倒すとは。その上、ドリーとブロギーまで助っ人に加わったらキッド達に勝ち目ゼロ。相手も場所も悪すぎましたね。キッド達は死なないだろうけど、シャンクスの傘下に加わってるかも。

あかね噺
 前座練成会に集った猛者達。朱音もその1人ですが、早々に出会った2人もここに来るって事は、実力を師匠に認められたって事なんだよなあ。どちらも朱音と同じ新米前座だけど侮れない。特に社会人として経験を積んでる嘉一は、もしかしたら1番の強敵になるかも。気弱なけん玉も、高座に上がったら性格変わるかもしれないし。
 集った前座は18名。その内、四人会に進めるのは4名だけ。狭い門ですが、ここを勝ち抜けられなければ先へは進めない。うんうん、古典的な展開だけど、やはり大会形式は盛り上がる。

SAKAMOTO DAYS
 保護対象は殺連会長の妻と娘だった。ヤバいぐらいの超大物VIPじゃねーか! 学校を出ていない若手達が守るには大物すぎる。私がキンダカの立場だったら逃げ出したくなる。
 デブの殺し屋に扮する坂本、未来予想図バッチリですね(笑)。このみちゃん、今は6歳か。生き延びていたらシン達と同じ年齢ぐらいかな? 現代で再会しそう。
 敵は殺し以外では徳を積んでいる、何か悟ったような雰囲気のハゲもとい坊主頭です。間違いなく強敵だ。殺し屋はこいつだけじゃないでしょうし、かなりハードな戦いになりそうでワクワク。

アンデッドアンラック
 センターカラー。
 優し過ぎるが故に他人が戦う事を不公平だと感じ、全ての苦難を自分が背負う道を選んだビリー。その考え方は正義のヒーローっぽいけど、同時に彼は目的を成し遂げる為に全てを偽ってしまった。自分自身さえも。哀し過ぎる程に不器用な男だ……。
 そんな不器用で強情で、だけど誰よりも優しい男を風子の不運と信念が救った。ビリーの優しさこそ不公平だと断じる風子の心の強さ、それは仲間からの信頼を呼び、彼女を勝利に導く。他人を信じるのは怖い事だけど、それが出来ればビリーも強くなれる。頼もしい仲間がまた1人、加わりましたね。グッド!

アオのハコ
 千夏のプレイを見て、夢佳の心にバスケへの情熱が戻ってきた。バスケから離れて2年、「もう」ではなく「まだ」と考えられるのは若者の特権。カムバックするのかな?
 トナカイの着ぐるみを着てプルプル震える雛、可愛くて萌えそう。吹っ切れたように見えたけど、最後の表情を視るとまだ未練があるのかな。うーん、難しいだろうけど何とか吹っ切って、新しい恋をしてほしい。
 自分の幸せより千夏の為に。大喜の行動原理は全く変わりませんね。来年のクリスマスこそ千夏と過ごせたら良い…って、それだと千夏が負ける事になるのか。部活と恋愛の両立は難しい。

一ノ瀬家の原罪
 遂に明かされた真実。現実の翼は交通事故で昏睡状態で、一ノ瀬家は記憶を無くしていないけど父も母も精神的にボロボロ。美奈子が見る夢は、全部忘れて一から家族をやり直す。それは翼が見ていた夢そのもので、こんなところだけ親子一緒とは悲しくなるな……。
 ん? 父も同じ夢を見ていたのか。だとしたら話は変わる。オカルトが原因でないのなら、この現象には理由がある筈。科学的なものだとしたら、翼が目を覚ます可能性もある。翼に夢を見せている存在こそ、この件の現況で救い主なのか? 謎が深まって面白い。

影ノ罪忍
 12号に掲載された読切「影と主」の辻田大誠先生が早くも再登場。編集部から相当期待されてますね。前作と同じく忍者アクションものです。
 前作もでしたが、やはり画力が半端じゃない。徹底的に書き込まれながらも読み易く、戦闘シーンの展開もすんなり分かる。バトル漫画の基本が分かっており、編集部のプッシュも頷けます。
 難点はストーリーかな。横暴な権力者に歯向かう忍者という、老若男女問わず「もう飽きたよ」と言いたくなる話で、意外性ゼロ。読切なのであえてそうしたのかもしれませんが、絵だけの漫画になってしまったのは残念。連載を獲得したら読者を驚かせ、そして楽しめる話をお願いします。

僕のヒーローアカデミア
 ギガントマキアを巡る死闘。ヒーローからも敵からも「強大な破壊兵器」としてしか扱われてないマキア、それだけの脅威であるからなんだけど少し同情します。
 強い者こそ正しいと猛攻を仕掛ける敵に対して、ヒーローは友情と信念を持って挑む。弱いから怖さを知り、仲間と寄り添いたいと思う心はどちらも同じ。だけど戦わなければならない。ヒーローと敵の宿命を真っ向から描いている堀越先生、乗りに乗ってますね。芦戸ちゃんナイス。切り札の意外な造反にAFOはどう動く?

僕とロボコ
 センターカラー。
 年に一度のオーダーメイドグランプリ。ロボコも当然出ます。そして勝つ為には手段を選びません。負けたら恥ずかしいから出ないフリをしたのは、何となく分かる。負けなければ良いなんて思えませんよね。
 冥土メーデルさんのコミュ障ぶりに激しく共感。カナッペの的確な解説はありがたい。
 強豪メイド達に囲まれながらも、頑張って突き進むメイコ。ロボコにはなれないけどモツオの1番になりたい、自分の意志でロボコに勝ちたいと決めた彼女は素晴らしいヒロインでした。まあロボコになる必要なんて無いし、なったら宮崎先生を許さないぞコノヤロー(笑)。あとロボコは人間を憎む前に、ルールを守ろう。

マッシュル
 運命とか摂理とか、人の力ではどうしようもない存在まで力で押し通したマッシュ。肉体の力だけでなく心の力も強すぎますね。精神世界での筋トレはイメージトレーニングみたいなものかな? どこまで強くなれるのか。
 闇の力に対抗できる杖を持ってしても、メリアドールは敗れた。時間を操り、自分の有利な展開からやり直せるとは無敵でしょ。こんなとんでもない魔法にマッシュのパワーはどう対抗するのか。

夜桜さんちの大作戦
 夜桜家に婿入りした太陽は、六美との間に双子を設けてました。あるふぁは太陽に似たけど、ひふみは凶一郎っぽい性格になってしまった。恐るべし妹への愛(笑)。
 乱暴者扱いされてるひふみだけど、本当は弟思いの優しい女の子。そしてあるふぁも姉の事を心底から嫌ってはいない。王道だけど悪くない、むしろ良い子達ですね。他の兄弟達にも愛されそう。
 しかし裏社会では、夜桜家に莫大な懸賞金を掛けられていた。旦の仕業とは思えない。太陽にやられた悪党の仕業かな? バカ校長が悪党どもに報せて大騒ぎになりそう。ひふみが連絡を取った相手は、やはり…?

逃げ上手の若君
 アニメの時行の声優は結川あさきさん。初めて聞く名前だなと調べたら、これがデビュー作との事。いきなり主役を演じるとは凄いですね。どんな演技をするのか楽しみ。
 新田義貞の鎌倉突入も魅摩の仕業にしたのか。天候を操れる能力は強すぎるし便利すぎるので、何らかの制限が掛けられそう。
 時行と決別した魅摩。でも、まだ未練を残している感じですね。父を裏切って時行の下に行くかも。
 足利軍の先陣を切るのは高師直と弟の師泰。この時代では尊氏に次ぐ優秀な武人で、将を失った名越はあっさり首を取られました。若い命が呆気なく散る、これぞ戦国乱世。
 今川頼国もいますね。って、お前は牛被ってるのかよ! この漫画の今川家はこういうキャラ付けされちゃったか。松井先生、今川家の子孫の皆様に菓子折りぐらい送るべきかと(笑)。

イチゴーキ!操縦中
 いざ、3種のレア金玉集めへ。空を飛んでアメリカに渡ったら不法入国で捕まりました。って何この超展開。林先生、打ち切りが決まって開き直ったようです。
 金玉はあっさり見つかったけど、刑務所内のキングを大人しくさせないといけない。イチゴーキの腕力というか科学力を使えばあっさり片付くと思ったけど、そうしなかったのは優しい結末にしたかったから、ではなく更にカオスなオチにしたかったから。うーん、酷い。でも今までより笑える。なのでギャグ漫画としてはこれで良いのだ。多分。

人造人間100
 人造人間には人間の感情が分からない。今回の奴も例外ではなかったけど、彼に救われた者もおり、愛と感謝を捧げていた。その影響で彼の心は変わりつつあった。もしかしたら人間と分かり合えたかも、いや、ここまでの犠牲者が多過ぎるし、心を理解するまでは人を殺し続けるだろうから、やっぱり無理か。やるせない決着でした。
 敵のナンバーは33。予想以上に低かったな。90番台の人造人間はもっと強い筈。No.100でも危ういみたいだけど彼女は自分の事を全く知らない。これはパワーアップの布石ですね。あしびと一緒に強くなろう。

桐律のキリツ
 今号のショート・フロンティア読切。作者は新人のKOJIRO先生。
 ちっょと不真面目なギャル女学生と、クソ真面目な生徒会長のラブコメ。第二次性徴に真っ当に向かい合い、婚姻届まで用意していた会長は男から見てもカッコ良い。なかなか面白い読切でした。

暗号学園のいろは
 脳を休息させるun暗号デー。そんなのあるのか。宣言通り今回は作中に暗号は出ず、欄外の詳し過ぎる解説コーナーもお休みという徹底ぶり。普通の青春マンガみたいで激しい違和感(笑)。
 バウムクーヘンを作ろうという事で、全員のマイバウムを紹介。バウムクーヘンは私も好きだけど、こんなに種類あるんだな。私のマイバウムは、いつもその場で食べるバウムです(単純明快)。
 バウムクーヘンに込められた歴史を振り返り、改めて平和な世界を作る事の難しさを思い知らされる。確かに戦争に休日なんてない。私達がこうしている間も、ウクライナとか世界各地で戦争は行われているし。
 学級兵長選抜試験も、いよいよ最終課題。全53問の筒抜ポーカーとは、トランプを利用した暗号かな?

ギンカとリューナ
 ギンカの過去話。角を持って生まれた兄と妹に訪れた悲劇が、国を滅ぼす程の大魔法使いを生み出した。リアルに描かれた兎は怪しかったけど、お前だったのか。ギンカが怒るのも当然だわ。
 妹を助ける事も、自分を律する事も出来なかったギンカは、またも大切な人を守れなかった。守るどころか守られたのは辛さ倍増だろうなあ。もう間違えないと決意してリューナの前から姿を消すつもりか。その決意は間違っていると思いますけどね。

大東京鬼嫁伝
 平和な日常に戻れたけど、それは見せかけの平和に過ぎなかった。明らかになった巨悪、現れた強敵、そして最大のピンチ。立て続けに来ますね。打ち切りが間近なのだと分かります。
 連載終了まであと僅か。ラスボスを強引に倒して終わらせるのか、俺たちの戦いはこれからだENDになるのか。いずれにしても終わりの時は近い。あまり盛り上がらないでしょうけど、最終回まで読み続けます。