ジャンプ2号の感想 | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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「Dr.STONE」アニメ3期のティザービジュアルが公開。未知の世界への船出という感じで、ワクワクします。
来年春からの放映ですが、「鬼滅の刃」の3期と重なってるんだよなあ。両作品のファンは嬉しいけど大変だ。

「呪術廻戦」は予定通りの、「ブラッククローバー」は緊急の休載です。
田畠先生、体調戻ってないのかなあ……。続きを読みたいけど先生の健康が第一。また長期休載しても良いんですよ?

僕とロボコ
 アニメ放映開始記念巻頭カラー。私もアニメ見ました。5分間だけだけどロボコワールドが忠実に再現されてて楽しかった。
 ド定番の入れ替わりネタ、同じ人間なのにボンドではガチゴリラの怪力を制御できないとは、ガチゴリラの異常さにビビる。ナース服ルリたそ可愛すぎて、一緒に風呂入りたい(変態)。
 気付いているようで気付いてなかったロボコ、こちらをボンドが制御出来ないのは大いに納得。まだまだ知らない機能が隠されているだろうし。

ウィッチウォッチ
 日本の昔話の中でもトップクラスに重い復讐譚である「カチカチ山」。子供の頃に読んで、泥舟と共に沈んでいく狸の絵が切なくて、復讐の虚しさを教わりました。
 まあそんなハードな話も、篠原先生の手に掛かればギャグになるんですけどね。いや「カチカチ山」じゃなくなってるけど。「ヤモリ夫人」になってるけど。取り敢えずモリヒトに話作りの才能は無いな。いやいや、あんなハードな絵で話を作れっていう方が無理か。
 心から笑わせてもらったし、宗一郎くんには喜んでもらえたけどトラウマも作っちゃったかー。まあ気にするな、そういうトラウマを乗り越えて子供は大人になるのだから(ザ・無責任)。

ONE PIECE
 政府の面々が四皇と戦うには上層部の許可がいるのか。でも今回みたいに事件が起きたらルフィの方から挑んでくるから、いちいち許可を取らなきゃならない下っ端の人達にちょっと同情する。
 ルッチも覚醒していたか。ニカ状態になったルフィと戦えるだけで凄い。黄猿も来るみたいで、ちょっとヤバいかな。
 悪魔の実の正体まで追求するのか。尾田先生、出し惜しみする気ありませんね。面白いけど、最終章なんだなあと実感させられて少し悲しい。

SAKAMOTO DAYS
 四ツ村家の悲劇の真実。やはり四ツ村は理由があって妻を殺したのか……。周がこの事実を知ったら、どう思うのやら。母に殺されそうになったけど、父が母を殺して助けてくれたなんて重すぎる。
 反乱勢力のスパイだった慈乃、四ツ村に弱点を作る為に結婚して子供まで産むとは、殺し屋らしいイカれっぷり。家族への愛とか情に絆されず、最期まで職務を全うしようとしたプロ中のプロ。そんな彼女を一瞬で殺した四ツ村もプロの殺し屋。だからこその悲劇か。

僕のヒーローアカデミア
 これまでは己の欲望に忠実に行動してきたトガヒミコ。だけど多くの経験を経て、ヴィランとして成長し完成した。多くの類似作と違って敵の成長もしっかり描いてきた、この作品らしい展開に痺れた。
 時間制限があるとはいえ、無限に増殖する敵の前では傷ついたヒーロー達は押し潰されるのみ。しかも黒霧がいれば、どこへでも大軍を送り込める。ヒーロー側の作戦が完全に崩されたこの状況で、希望はお茶子の恋バナか。実に盛り上げてくれる。出久への大胆な告白まで期待しちゃいますよ。

人造人間100
 センターカラー&大増25ページ。
 ド派手なアクションではなく、あしびの知略と100のパワーを合わせた作戦で勝つというのは、この作品が2人のバディものだという事を印象付けてて良い。敵の人造人間の能力にも一捻り加えてて、良く考えてる。
 単純なハッピーエンドにせず、1番認めてもらいたい人から「違う」と絶望された人造人間の悲哀を出した後、人造人間を守ろうとする勢力の影を出す結末は、なかなかのレベル。作者がちゃんと考えて作っているのが分かり、好印象です。

アオのハコ
 千夏とのデートにウキウキする大喜、青春してるなあ。色々なスポーツをする千夏を想像して顔を赤くしたり、千夏に褒められた服を買ったりする姿は完全に彼氏感覚。私の青春時代とは大違いだ(自分に大ダメージ)。
 2人のデートを見たかったので、横村君の文字通りの横槍にはムカついた。雛ちゃんの事を思い出させるんじゃねえ!(酷い) しかしそれ以上にムカつくのが松岡。やはり貴様も千夏ちゃんを狙っていたのか。お前がGo homeしろっての!
 とはいえ大喜と千夏はまだ正式には付き合ってないので、松岡を拒む理由が無い。大喜よ、そろそろ動かないとヤバいぞ。早く告白して付き合っちゃえ。

暗号学園のいろは
 眼鏡の力が無くても、いろはは独力で暗号を解きました。時間は掛かったけど、私にはさっぱりな暗号を解いただけでも凄いですよ。いろはが道具の力に頼り切ってる軟弱な奴じゃない事が、よーく分かって好感度アップ。難解な暗号の解読を「面白い!!」と言い切るイカれっぷりも、負け試合を引き分けに持ち込む強かさも良し。
 単純なお付き役だと思ってた2人にも、それぞれ思惑があるみたいなのも面白い。多夕とはいずれ戦うだろうし、綿菓子が残した暗号文は重大な伏線らしいし。やはり西尾作品は面白い。

あかね噺
 またも2号連続カラーで、今週号はセンターカラー。来年はアニメ化しそうな勢いですね。
 うららがネタを教えてくれる上に、真打がやる重要なネタを教われるとは、確かに落語家にとってはこれ以上ない幸運でしょう。厚意ではなく値踏みだと言ってくれる、うららの厳しくも優しい本音打ち明けも、朱音にとってはむしろ嬉しい。本音を隠されて陰口言われるのが、1番嫌だろうから。
 その前に禄郎兄さんの実力を拝見、と。うららからも「麒麟児」と認められる程の落語家、只者ではありませんね。こんな凄い人の会に出るのなら、朱音ももっと上手くならないと。気合を入れ直す切っ掛けになりそう。

イチゴーキ! 操縦中
 大増23ページ。
 改造人間である主人公の脇役を務めるなら、改造人間以上の個性を出さないと埋もれます。林先生もそれは分かっているらしく、初っ端から濃いキャラを出してきました。「見た目は不良だけど実は優しい奴」ってのは、漫画のキャラとしてはド定番ですが、林先生の濃い絵で描かれるとご覧の通り、見るだけで頭が痛くなるぐらい濃いキャラになりました(一応褒めてます)。
 ミサオの暴走ぶりも拍車が掛かり、トラブルメーカーとしての本領発揮。ヒロインにも新キャラにも振り回される改への同情もアップ。暑苦しいけど、それが作品の個性になってるので問題ない、かな?

逃げ上手の若君
 今川範満、死す。愛馬が死んだ事で狂気に支配されたけど、馬と共に斬られる事で正気を取り戻したとは皮肉な。良き部下達に見送られたのがせめてもの救いか。彼もまた立派な武士だった。
 一方、長尾景忠は生き残った。史実では没年不明なのでここで死ぬかもと思ったけど、関東長尾家の始祖になる重要人物なので、もう少し生かしておくのか。上杉憲顕も長生きするし、時行にはまだまだ強敵が多いな。
 それでも今は勝鬨を上げよう。吹雪は真の家臣になったし、逃若党の未来は明るいですね。……鎌倉に入るまでは、だけど。

一ノ瀬家の大罪
 大ゴマを使えばインパクトはあるけど、使い過ぎると印象が薄れて飽きられる諸刃の剣でもある。タイザン先生のはそろそろ使い過ぎかな。次回はちょっと控え目にしても良いかと。
 それでも大ゴマを使いまくった結果、翼と中嶋の和解までの流れはスッと入ったし、2人の決着にも納得できました。生ゴミをぶつけ合う事で蘇った友情、それもまた良し。
 2人が仲直りした一方、クラスの面々が改心しないのは、イジメに気付いていない先生のバカっぷりも含めてリアリティあるなあ。いつか思い知らせてやりたい。

夜桜さんちの大作戦
 凶一郎の開花能力は『無』。糸に触れたもの全てを砕いて消滅させるって、ラスボスの能力じゃないですか。味方とは思えない極悪な能力、実に凶一郎らしい。
 やはり百の心の中には何かが潜んでいたのか。醜悪な方は別人格で、優しい顔の方が元の人格なんですね。この戦いも、そして結末も本物の百と零のシナリオ通りだった。真の敵との戦いに備えて、子供達を強くする狙いだったっぽいですね。父と母が危険な賭けに出るしかなかった程の敵とは、タンポポのボス?

PPPPPP
 センターカラー。
 新展開はラッキー母の墓参りからスタート。主役のラッキーではなく、脇役の運とメロリから出すのはマポロ先生らしいかな。良い意味で捻くれてる。
 母が死んでもラッキーの願いは、兄弟7人でピアノを引く事。しかし……。蝶を見た直後に倒れたラッキー、見開きで描かれたこの場面は何かの比喩かな? ラッキーの夢は儚く散る結末だと? うーん、分からん。でも今後が楽しみ。

ギンカとリューナ
 シェヘラザードはギンカに右目を奪われていた。うわー、そりゃあ恨まれるのも当然だ。でも作中でリューナが思った通り、ギンカは理由も無く他人を傷付けるような事はしない……筈、多分、きっと、恐らく。昔のギンカは過激だったかもしれないけど。
 格上相手にも堂々と挑むリューナは頼もしい。追い詰められた時こそよく考えろというギンカの教えは、現実でも役に立ちますね。単純な戦闘ではなく本の奪い合いなので、魔法よりも知恵比べの様相が強かったのが幸いしました。でもここからはシェヘラザードも本気を出すみたい。リューナ達は生き残れるのか?

HUNTER×HUNTER
 舞台は過去から現代へ。また台詞が激増して、読み解く時間が増えてしまった。でも、つまらなくはないんだよなあ。本当に厄介な漫画です。
 信頼を得るには、危険な橋を渡らなければならない時もある。相手が危険な連中なら尚更。命を惜しまないヒンリギは一流のギャングであり漢でもある。だからノブナガも気に入ったんだろうなあ。この2人は良いコンビになりそうだけど、敵地のド真ん中は危険極まりない。どちらかが、あるいは2人とも死ぬかも?

アンデッド アンラック
 よーく考えている風に見せて、実はあまり考えてなかった風子。まあループしているとはいえ、状況が全く同じって訳じゃありませんからね。リーダーにはハッタリも必要(笑)。
 現在の不可避の所有者は死にかけの爺さんだった。いや、こういう人は案外長生きするんだよ。その時はどうするんだろう? 爺さんを殺す訳にもいかないし……。
 まあそれは後で考えるとして、まずはオータム討伐。以前のループでは大苦戦したけど、今回は相性抜群のジーナがいる。ネーメングセンスゼロな風子を本にするリスクはあるけど、ジーナ本人はやる気満々なので大丈夫でしょう。確定勝利イベントはさっさと攻略して、次だ次(気が早すぎ)。

高校生家族
 本気を出して勝ったらディズラーランドに行ける。(高校生だけど)子供には最適の餌ですね。本気を出した春香にはプロでも勝てないだろうし、家族も来てるし。応援はこっそりモードだけど。
 春香こそが真の大将だと見抜いた早川、なかなかの洞察力ですが君の相手は筧だぞ。甘く見てると痛い目に合うので、油断しないように。筧は成長した姿を見せてやれ!

大東京鬼嫁伝
 新しい敵も女の子ですか。ここまで男性のもののけを出さないという事は、最終回まで出さないつもりか。少年誌の漫画で思い切った事をするなあ。
 そういうのは嫌いじゃないけど、肝心の女の子キャラの顔立ちが代わり映えしないのは大マイナス。姉ちゃんが化け物になったかと思わせた展開は悪くないけど、作品の人気をアップさせる程じゃない。来年早々に打ち切られそう。

マッシュル
 こうなる事は分かっていた。でも、つまらなくはない。むしろスカッとした。この作品はこんな展開ばかりだけど、それが良いというのは私が単純なのか、甲本先生の盛り上げ方が上手いのか。多分、両方。
 絶望的な強さを見せたドゥウムを剛拳一発で沈めた上、更にもう一発! 友を傷付けられて、かつてない程ブチ切れているマッシュはもう止まらない。100%のドゥウムとの激闘に期待。

ヒトメボレサンダーボルト
 「ブラッククローバー」の穴埋め15ページ読切。「紅葉の棋節」の里庄真芳先生、久々の掲載です。
 画力には定評があった先生なので、絵は問題無し。主人公の男子も、可愛いヒロインもちゃんと描いてます。
 キャラの絵は良い一方、雷や空の上の町などはイマイチな感じを受けました。アシスタントがいなかったのかな? この作品では厳しいだろうけど再びの連載、待っています。