ジャンプ34号の感想 | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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今号の表紙は日本の漫画史に残ります。いよいよ最終章が始まる「ONE PIECE」の連載再開に合わせて、何と「名探偵コナン」とコラボ。まさか青山剛昌先生の絵がジャンプの表紙を飾るとは、感無量です。
今号の表紙と、今週のサンデーの表紙と合わせると一枚の絵になります。あちらにはゾロとコナンが載るそうです。久しぶりにサンデー買おうかな?

尾田先生と青山先生の対談も行われました。一言一句全てが面白くて、この記事だけでもお金を払って読む価値あり。

そして次号から「ブラッククローバー」も連載再開! こちらも最終章突入で大いに盛り上がるでしょう。楽しみ。

巻末には「遊戯王」の高橋和希先生への訃報が載っており、作家陣も全員、高橋先生への哀悼を述べています。本当に惜しい方を亡くされました……。改めてご冥福をお祈りします。

「呪術廻戦」は休載です。

ONE PIECE
 緑牛はモリモリの実の森人間。尾田先生、早めに名前を明かしてくれてありがとうございます。いや1ヶ月以上待たされたから早くはないか。
 シャンクスもワノ国に来てたのか。まだルフィと会う気は無いけど、いよいよワンピースを獲りに動く。世界が動きますね。映画も楽しみにしてます。
 サボは敗れて政府に捕まったと思ってたけど、むしろ逆だったとは。サボがコブラ王を殺した!? ビビが行方不明!? バーソロミュー・くまが革命軍に救助された!? 情報が多すぎてサカヅキでなくても「えらい時代」とため息をつくレベル。これから何が起こるのか全く分からず、本気でワクワクしてます。この漫画の最終回を見るまでは死ねん!

アオのハコ
 相変わらず間の取り方が少女漫画的で上手い。キャラに余計な台詞を言わせず、動きだけで感情を表現できる三浦先生は凄い。
 大喜の試練は突然の王子役ですか。これまた少女漫画の王道ですね。雛と学校公認カップルになったりして。

僕のヒーローアカデミア
 死柄木を「友だちがいなかったんだな」と否定するルミオ。やめてくれ、その言葉は私にも効く(苦笑)。
 倒すべき敵にヒーローである事を完全否定されても、爆豪の心は折れない。この心の強さは出久とは正反対ですね。爆豪よ、奢った巨悪に一矢報いてやれ。

逃げ上手の若君
 庇番衆牛車旅、楽しそう。日本人は昔からこんな事やってんのか(笑。ジョークですよー)。
 時行の鎌倉攻めを読み、対応する直義。彼もまた傑物、そう簡単には勝てない相手です。時行達はこの難敵にどう挑むのか?……史実でネタバレしてるから感想書くのに困る。

マッシュル
 裏口から強そうな死刑囚が来ちゃった。実はマッシュ達の味方だったりしないかな。
 プリン教の狂信者と、不死身の快楽主義者。イノセント・ゼロは息子達への教育を完全に間違えてるなあ。強ければそれで良いんだろうけど。

食戟のサンジ
 長く続いてきた豪華コラボ読切シリーズも、今回で最終回だそうです。附田先生も佐伯先生も森崎先生もお疲れ様でした。
 最終回はサンジがバラティエの少年料理人だった頃のお話。意地悪な先輩に邪魔されるという料理漫画のフラグをへし折り、その実力を見せつける展開はスカッとします。この後ルフィと出会って海へ出るのだと思うとワクワクしますね。前日譚として素晴らしい出来でした。

ウィッチウォッチ
 不運が襲いかかってきても、全く挫けないモリヒト。ギャグとしても面白いけど、彼の心の強さは見習うべきですね。小さな不幸に負けず真っ直ぐ生きろ!という篠原先生のメッセージなのかも。

SAKAMOTO DAYS
 センターカラー。
 セバは殺し屋達から見ても天才なのか。確かにあの透明スーツは素晴らしい発明品だった。技術者として坂本達をサポートしてほしい。
 傲慢な先生相手にシンが1本取ったかと思いきや、やはりそう上手くは行かないか。佐藤田先生は敵に回したくないなあ。

僕とロボコ
 「ルリドラゴン」を気に入った宮崎先生、「アオのハコ」でもそうだったけど新連載のチェックを怠らないなあ。眞藤先生は大喜びしてそう。
 ロボコに角を生やしただけでなく、家を出る時のコマ割りが本家と同じなところにリスペクトを感じた。ってラストーっ!! 宮崎先生は節操が無さすぎるッピ。

カタストロフ・クライシス
 漫画の最初の7ページだけを競う異色の漫画賞、Jスタートダッシュ漫画賞。5回目にして初の入選作がこちらになります。作者は泉谷路清先生。
 たった7ページで主人公の異常さと、これから始まるであろう長い物語への興味を煽るのは難しいだろうに、この漫画は見事にやってのけました。Ms.マントル可愛いし、普通に続きが読みたいです。

ルリドラゴン
 センターカラー。今号の「ロボコ」の後に載せたのは偶然か狙ったのか。
 ルリの角は鉄みたいに冷たくて気持ちいいそうです。夏は重宝しそう。
 人付き合いが上手いルリは多くの人に受け入れられたけど、ルリを怖がる子もいる。うん、これは当然の反応。なあなあの優しい世界にしなかった眞藤先生、グッジョブです。
 火の次は雷ですか。ルリも大変だなあ、続きが気になる……と思ったら、次号またも休載。眞藤先生、思ったより体調悪いのかな? どうぞお大事に。

夜桜さんちの大作戦
 桜坊を倒しているのは凶一郎達だけじゃない。百だけではなく夜桜家そのものに敵意を持つ奴がいるのか。タンポポの一員とか?
 二刃に執着している修羅。全身の90%が武器という改造人間で、娘を改造した外道な親をあっさり殺している。二刃と出会わなかったら、敵として戦っていたでしょうね。何も感じなかった兵器少女が愛を知る展開、尊い。二刃とお幸せに(笑)。

あかね噺
 盛り上げずに淡々と話を進める朱音。やる気が無いのかと思われたけど、むしろやる気満々でした。クールダウンしたお客を再び燃え上がらせる前に、あえて落ち着かせて心地よくさせるとは。実際の寄席でもこういう技術が使われているのかな? ただ暗記した話を喋るだけでは務まらない、落語家って凄い。

ALIENS AREA
 今回は戦闘は行われず、外5課の普段のお仕事を見せてくれました。ふうむ、正直バトル展開より面白かったです。むしろこういう路線で行くべきでは?
 いや、やはりジャンプでは難しいか。掲載位置も下がってきたし、サンデーやマガジン、チャンピオンで連載した方が良かったかも。

すごいスマホ
 こちらも掲載位置がじわじわ下がってきました。序盤の強引な展開が不評だったのかな。あの頃は私もつまらないと思ってたし。
 知略に長けるQと、かなり強い藻浦はナイスコンビ。藻浦が罪を償った後は再びコンビを組んで、全一郎と戦ってほしいですね。藻浦の刑期がどれぐらいになるのか気になる。
 すマホの存在を知られるというのは、能力を怪しまれるレベルでも駄目なのか。厳しいなあ。

高校生家族
 西からの刺客、来る。「ONE PIECE」と「コナン」のコラボに合わせたのかな?

 家族全員で高校生になるなんて、確かにウケ狙いとしか考えられんわな。関西人さえ驚かせる家谷家に幸あれ。

PPPPPP
 控え室は全員一緒なのか。ミーミンに構われてもクールさを保ってるメロリーが可愛い。
 ラッキーが急成長した事で、もう自分が支えなくても大丈夫だと思っていたアコ。彼女とファンタの出会い、わざわざページを割いて描いたのは伏線? アコがファンタを改心させる切っ掛けになるとか。
 レイジロウは倫の正体に気付いていた。そしてその真意にも気付いた。負けたい彼の為に全力で演奏し、倫の演奏の余韻をぶった切っていく。最高に不快で、でも友の為にあえてそんな演奏をするのか。レイジロウの友情が彩刃に届けば良いんだけど。

鳩原先輩は遺影が欲しい
 今号のショートフロンティア作品。作者は新人の緋坂鏨(たがね)先生。「たがね」って一発で変換できたのにビックリ。
 絵はなかなか良く、ヒロインの可愛さをきちんと描けています。ストーリーも上手く纏まっており、作者の力量はかなり高いですね。連載で見たい。

アンデッド アンラック
 ビリーは能力をコピーするだけでなく、能力の重ねがけも出来る。とんでもないチートですね。彼がアンディの不死をコピーしていたら、誰にも止められなかったかも。だけどそれは無い。アンディもビリーも良い奴で、互いを嫌いにはなれなかったから。不器用な男達です。
 今までのループでもそうだったんでしょうね。ルインが今までのループで失敗し続けていたというのは、言われてみれば確かに。驕り高ぶったルインへの痛烈な一撃、スカッとしました。不滅の能力は神を倒す為に使わせてもらいましょう。

地球の子
 衛は良い子に育ちましたね。まあこの両親に育てられれば、生まれながらの悪魔だとしてもまともに育つか。両親が愛し合う姿は子供を安心させるし。
 地球の神、女子高生の姿で降臨。需要を分かってるなあ(苦笑)。ラスボス登場だけど地球を倒す訳にもいかない。単なるバトルではない予想外の決着を期待。

ドロンドロロン
 うーむ、せっかくの最終決戦だけど上士侍達に思い入れが無いので盛り上がらない。ギンチヨの久々の登場と、彼女が出世したい理由が明かされたのは良かったけど、それだけだったなあ。打ち切りが決まった作品の宿命とはいえ、作者の心情を思うと辛い。