ジャンプ2・3号の感想 | 決闘王F.Kのブログ

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週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

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 表紙は現連載作の主人公達による「ONE PIECE」キャラのコスプレ。みんな似合ってるなあ。
 私の好きなロビンは磯兵衛と銀さんがコスプレしてくれました。ちょっ、なぜこの2人が? 特に銀さん、変装し過ぎて全然合ってないぞ。最初に見た時、銀さんなのか分からなかった。本編がシリアスだからこういう所で弾けちゃうのかなあ。


 「ハイキュー!!」と「シン・ゴジラ」のコラボポスターという豪華なおまけが付いていました。
 巨大化した日向はヒーロー的な立ち位置なんだろうけど、頼もしいようなそうでもないような(笑)。頭に影山が乗っているのがチャームポイントですね。


ハイキュー!! ★★★
 今までとは違う雰囲気、違う会場に烏野の選手達は戸惑う。しかしこの程度の逆境では、選手達の心は折れない。特に日向は。逞し過ぎて怖くなるくらいですよ。こいつの心が折れる時ってあるのかな?
 レギュラー陣もレベルアップしているけど、控えだって負けてはいない。自分の役割をしっかり心得ている山口、日向達の影に隠れていますが成長度では負けていませんね。頼もしくなりました。
 ミスをしながらもトスの微調整を行っていた影山、第2セットまで掛かるかなと思っていたけど、予想以上に早く調整を終えました。試合前の練習をきっちりやれていたら、初っ端からやれてたんだろうなあ。では烏野の反撃開始と行きましょうか。全国にその名を轟かせてやれ!


ONE PIECE ★★★
 サンジの結婚式を目前にしたこの時に、あっちこっちで大騒動。だけどこれでもまだ前兆みたいなものなんだろうなあ。ルフィが解放されたら、島はもっと荒れるでしょう。
 チョッパーとキャロットはブリュレを見事に欺き、鏡の中を戦いを制しました。キャロットの演技には私も騙されました。彼女に首を噛まれたディーゼルがかなり羨ましい。
 孤軍奮闘していたブルックですが、ビッグ・マムが来てしまった! 彼女のソルソルの能力はブルックにとっては脅威ではないけど、それでも正面から戦うのはマズい。だけど逃げ場は無いし、ペドロは宿敵タマゴ男爵と対峙しており彼の助けも期待できない。どうなる、ブルック?
 そしてレイジュ。サンジの家族の中で唯一の常識人ですが、なぜか大怪我をしています。プリンと何かあったのかな? 彼女だけはサンジの味方であってほしいけど……。


僕のヒーローアカデミア ★★★★
 付き合いは長いけど、本音で語り合った事が無かった2人。強力な個性を持つ爆豪と無個性の出久の差は、それ程までに大きかった。出久の性格のせいもあるだろうけど、男の子は喧嘩して仲良くなる時もあるからなあ。本音を話せなかったのは、この2人にとって不幸でしかなかった。
 そんな不器用な2人は、今まで話せなかった分を取り戻す勢いで戦います。この戦いは勝敗の結果より、2人がその結果に納得するかどうかが重要ですね。納得すれば2人は本当の友人になれるだろうけど、抱えている思いはかなり大きい。さてどうなる事やら。


背すじをピン!と ★★★★
 おや、こんな上に載るとは珍しい。部長ペアの話のアンケート結果が良かったのかな?
 恵まれた環境で育ち、幼少の頃から別格だった咲本。他人の気持ちに鈍感という欠点さえ、自分も他人も楽しめるエンターテイメントを極める理由にしてしまうのだから大したものです。心技体全てにおいて隙が無い、絶対王者ち呼ぶに相応しい男です。
 咲本の唯一の悩みは、自分と同じレベルで踊れるダンサーが少ない事。しかし咲本劇場と化した会場に、ド派手に殴り込むペアが2組。特に八巻と秋子は、最も得意とするジャイブで光り輝こうとしています。部長達に続いて絶対王者・咲本を破ってみせるのか?


頭突け!! 横浜謳歌高校XXxX部 ★★★★★
 「テニスの王子様」の許斐剛先生の読切。巻末コメントによるとギャグ漫画だそうです。すいません、確かに常識外れな内容だったけど、許斐先生の漫画ならこれは普通だなと思いました。慣らされてるなあ、自分。
 サッカーボールに宿ったヘディング星の王子を助けた主人公エイリは、丸くて動く物を見るとヘディングしたくて堪らなくなる体になってしまった。普通のボールはもちろん、乳揺れ(巨乳限定)にも反応します。「ToLOVEる」や「ゆらぎ荘」の世界に来たら、とんでもない事になっていたでしょうね。
 ヘディングと言えばサッカーなので、これはサッカー漫画だと思ったら、日本では殆ど知られていないヘディスという競技の話でした。この漫画は恐らく日本初、つまり世界初のヘディス漫画でしょう。許斐先生、また漫画の歴史に名を刻みましたか。恐るべし。
 ギャグ漫画と言うよりは「テニプリ」で培われた許斐先生のセンスを大爆発させた許斐漫画で、見る人をかなり選ぶでしょう。でも私は許斐先生のファンなので大満足しました。女の子も可愛かったし。


デモンズプラン ★★★
 情報屋サルビアが女の子でありながら危険な情報屋をしていた理由は、行方不明になった兄を探す為でした。彼女の兄もベロニカの言うとおり悪魔になっているでしょう。ボロの敵になるか味方になるかは分からないけど、これでサルビアがボロと旅をする理由は出来ましたね。
 2人の前に立ちはだかるベロニカ。収集慾の塊みたいな男で、物だけでなく生物やその肉体の一部も収集しています。この危険な男とどう戦うのか、次回からの悪魔同士のバトルが面白ければ、この漫画は割と長く続くでしょう。作品そのものを左右するであろう対決に期待。


ブラッククローバー ★★★
 センターカラー。
 相手の魔法を吸収し、放出する事が出来るようになったラドロス。魔法使いにとっては天敵だけど、アスタにはあっさり負けるだろうなあ。性格も悪いし、アスタに打ちのめされてほしかったかも。
 ラドロスの反撃でゼロもドミナも負傷し、ドミナは殺されると思われたその時、まさかのマルス離反!? 冷徹キャラだと思い込んでいたので、この変心は意外でした。でもマルスはラドロスのように端からゲス野郎だった訳ではなく、むしろ正義感と使命感が強くて、アスタとの戦いも国からの使命を果たす為のものだったから私怨も無い。味方になっても問題はありません。
 でも、ラドロスと戦えば故国を裏切る事になる。それでも自分が信じる道を行くのか、それとも何か策を考えているのか。どちらにせよ、この裏切りで両軍のパワーバランスは大きく変わる。アスタ達にも勝機が見えた、かな?


オレゴラッソ ★★★
 大増23ページ。
 幡場と組む事を決めた市野。かつては横浜F・マリノスのユースに所属していた天才選手だったけど、守備重視の現代サッカーに不満を抱きサッカーを辞めていた。パスワークを重視する東京ヴェルディのユースだったら、もっと面白いサッカーが出来たかも。
 しかし今、市野は彼のパスを活かせるストライカーと出会った。テコンドーをやっていた幡場は足元にあるボールより、頭上にある方が蹴りやすい。主人公をテコンドーの経験者にしたのは、この為だったのか。なかなか上手いじゃないですか。少しこの漫画を侮っていたかもしれません。3対3の試合形式での対戦、その内容によっては贔屓するかも。


約束のネバーランド ★★★
 ドンとギルダが真の仲間となり、全員を連れ出す方法もエマが考えてくれた。ママだけでなくレイも欺けるって、どんな方法なんだろう? レイはエマとノーマンを助ける為なら死んでも構わないと思っているようだし、そう簡単に騙せる相手じゃない。自分の出荷時期を利用してエマ達が脱走するチャンスを作りそうだし、レイの問題はなかなか厄介。
 エマ達の計画を知ったシスターは彼女達を咎めたり、ママに報告したりもせず、むしろ協力を申し出る。やはりそう来ましたか。子供達を脱走させれば、管理しているママの責任を追求してシスターが出世できますからね。敵の内に味方が居るのは、どちらも同じ。その味方が危うい事も。この過酷な騙し合いを制するのはどっちだ?


斉木楠雄のΨ難 ★★★
 未来の国から、もとい空助が造った猫型ロボット・ワープ。単なるペットロボットではなく、色々な機能を備えていました。普通の猫ぐらいの大きさのロボににこれだけの機能を詰め込むとは、さすが空助。私も欲しくなりました。斉木父みたいにご主人様として扱われないかもしれないけど。
 ワープがロボットである事を改めて思い知らされた斉木父、ショックで家を飛び出します。いい年したオッサンが何やってんだか。結局再び可愛がる事にしたけど、真実を知らない方が幸せだというのは良くありますよね。斉木父はお馬鹿だけど無責任にペットを捨てる大人よりは百倍、いや千倍はマシかな。


銀魂 ★★★
 今回はギャグ一切無しのドシリアス。前回との落差が激しくて、単行本で初めて読む人は困惑するだろうなあ。でも、それもまた「銀魂」らしさなのです。
 白夜叉と白フンの西郷、異名のカッコ良さには大きな差があるけど、かぶき町で汚れてこの町を守ろうとする心は同じ。頼もしい漢たちです。
 その心に共鳴するかのように頼もしい助っ人達も来てくれた。助っ人一番乗りは九兵衛ですか。お妙さんLOVEは変わってないけど、だからこそ安心できる。柳生四天王も来ているのかな?


鬼滅の刃 ★★★
 センターカラー。
 累、まだ生きていたのか。炭治郎が頚を落としたのではなく、自ら頚を切って逃れていたとは。さすがは十二鬼月、そう簡単には勝たせてはくれません。義勇が来なかったら、間違いなく炭治郎は殺されていたでしょう。
 危機一髪の所で駆け付けてくれた義勇、さすがに強い! どういう理屈かは分かりませんが、義勇の間合いに入った術は無効化されるそうで術を主体に戦う累のような鬼には最悪の相手でした。義勇に対してはストレートに力押しで攻めるのが良いのかも。
 絶命する寸前、傷付きながらも妹を庇う炭治郎を見た累は人間だった頃の記憶を取り戻す。彼が家族の絆を求めたのは、失われた記憶を取り戻す為だった。ここまで『家族』に拘った塁の過去とは? とても愛されていたのか、それとも虐待されていたのか。ラストの暖かな雰囲気のコマからすると前者かな?


ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
 文化祭当日、ゆらぎ荘の面々も湯煙高校に来ました。ここぞとばかりにコガラシとの恋愛フラグを重ねようとする雲雀ですが、ちょっと空回り気味。逆に幽奈にコガラシへの恋心を自覚させつつあります。うーむ、典型的な当て馬ヒロインになってきたなあ。雲雀にも幸せになってほしいんだけど、こればかりはどうにもならないか。
 今回のサービスシーン担当ヒロインは、雲雀ではなく狭霧でした。表紙絵には萌えたし、メイド服は当然可愛いし、脱ぎっぷりもお美事でございます(笑)。私的に一押しのヒロインなので、大満足の回でした。次回からの劇もこれくらいのサービスシーンを期待しています(演劇に何を期待しているんだ)。


しりこだま! ★★
 最強ジャンプからの出張読切、2週連続掲載の第2弾です。
 尻子玉を何度も取られている沖くん、本編でも取られまくっているんだろうなあ。こんなに何度も尻の穴に手をツッコまれている沖くん、将来ヤバい趣味に目覚めるんじゃないだろうかと心配になってきます。
 サンタからも容赦なく尻子玉を抜き取る可愛太郎。サンタが温厚な人で良かったねえ。プレゼントを配っている最中でも無言で尻子玉を抜き取るとは、可愛太郎は悪い奴じゃないけど怖いな。このギャップが子供にウケているのかな?
 

左門くんはサモナー ★★★
 ネビロスが居ないので好き放題に悪魔達を扱き使っていた左門ですが、因果応報というか今回は自分が地下帝国送りに。沼先生、今すぐヤングマガジンに移籍しそうなくらい「カイジ」が好きなんですね。私も好きだけど。最近は「最強伝説 黒沢」もお気に入りだけど。
 前回の件を天使ヶ原さんに謝った左門、縁を切っても当然な事をされたのに許してあげる天使ヶ原さん、マジ天使。自分の裸が見られた事を指摘されてから照れるところもナイス。さすがは人気第一位、連載が続く限り彼女の座は不動ですね。


火ノ丸相撲 ★★★
 突きの応酬となった佑真vsバト戦。組み合いが主体のモンゴル相撲出身の力士は突きを不得手にしていますが、バトはその欠点を克服していました。実際のモンゴル力士も、この程度の不得手なんて物ともしないくらい強いですからね。日本人の横綱が居ない現状にファンが不満なのは分かるけど、異国の地で頑張っている彼らの事はもっと応援しても良いと思います。
 しかしバトが苦手を克服したように、佑真も成長していた。昔の自分の罪を思い知らされ続けた相撲部での日々は、佑真にとっては楽しいけれど地獄でもあった。その中で磨き抜かれた強さは付け焼き刃などではない、本当の実力です。最大のチャンスをモノにしてみせろ、佑真!


食戟のソーマ ★★★
 薊は純粋に城一郎を慕っていたのではなく、自分の腕を上げる為の踏み台にするつもりだったんですね。しかし一緒に過ごす内に本当に慕うようになっていったと。さすがえりなの父、ツンデレ気質は親子そっくりですな。
 素行不良の為、十傑の第一席ではなかったけど、これ程のトラブルメーカーであっても第二席の座を得られたのだから城一郎の凄さが分かります。しかしどんなに美味しい料理を作っても、セレブ達はそれに満足せず更なる料理を求め、城一郎は違和感を抱き始める。ゲテモノ料理を作ったのはワザとでしょうけど、彼なりに悩んでいたのかな? 次回で城一郎の真意が明かされ、創真達のモチベーションが上がる事を期待。


青春兵器ナンバーワン ★★★★
 予想外の方向からのギャグで、これまた予想外のストーリーになってしまった。でも良いんですよ、これで。ギャグ漫画というのはこれくらい破天荒じゃないと面白くありません。
 美形になったり、巨大化したりと本人の意志とは関係なく暴走している零一。そりゃあアンヌも現実逃避するわ。むしろこの異常事態から逃げずに立ち向かった北斗とハチの精神力が素晴らしい。カリスマ美容師の神野さんのプロ根性にも拍手を送ります。何もかもお前のせいだけどな!(笑)


歪のアマルガム ★★
 ううっ、2週連続で最下位ですか。これはもう駄目かなあ……。
 正義である事に拘る影舟。彼の過去が明かされ、そこから奮起するストーリーは悪くなかったけど、今回も戦闘シーンはイマイチ、というかまともな戦闘が行われず決着してしまいました。石山先生、バトル漫画を描く気が無いのかな?
 己の思いを貫いて勝利した影舟でしたが、六道に異変が。これは六道の妖細胞が暴走するフラグですね。助けようとした仲間と戦う事になりそうな影舟、あらゆる意味で頑張ってください。


磯部磯兵衛物語 ★★★
 現在にまで続く寿司の形を作り出した天才寿司職人、華屋与兵衛。ワサビを寿司に入れたのも彼が最初ですが、磯兵衛も関わっていたんですね。露骨なまでのワサビ入れろネタを無視して、自分の寿司を貫こうとしている与兵衛は流石の職人根性。でも最後はワサビを入れてくれて良かった。久しぶりに本格的な寿司が食べたくなりました。