刑事弁護とモバイル機器の活用 | 刑事弁護人の憂鬱

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ことは、刑事弁護だけでなく民事事件等にも活用できるのだが、有益なモバイル機器の活用を紹介します。


1 ノートパソコン

  あたりまえすぎるようであるが、聞き取り聴取を行い、あとで、これを陳述書、意見書、上申書、時系列表、弁論要旨にデータを加工する作業に便宜である。弁護人接見でもパソコンによる聴取を行うこともある。とくに検察官意見書や準抗告申立書、保釈請求書など、即時に行う場合、聴取データをベースに作成、メールで事務所におくり、プリントしてもらって、FAXないし検察庁または裁判所に提出する。判例検索、ニュース検索も出先でも活用できる。事務所のメインパソコンとVPNやリモートでつなぎ、いつでもどこでもファイル共有すると、データをいつもノートパソコンに入れておかなくてもよく、便利です。


2 iPhone

  iPhone用アプリで六法は無料から有料版までかなりでており、携帯六法や模範六法等もちあるかなくてもよいのは楽。弁護士会からでている量刑データをPDF化してiPhoneに転送して活用したこともある(いまでいう電子書籍ですね)。あと遠隔地への接見、初めての場所への接見には、iPhoneの地図アプリ、GPSがありがたい。カメラ機能も記録謄写の代替措置としても使える。


3 iPad

  まだ実際に刑事弁護で使ったっことはないが、電子法令検索というアプリが、無料にもかかわらず、法令の搭載数はかなり多い。また、判例や量刑データ、その他刑事記録(ドキュメントスキャナを使うと便利)をPDF化し、電子書籍閲覧すれば、重い荷物から解放されるかも。


4 携帯電話

  これもあたりまえなツール。出先からの各種連絡の便宜はいうまでもありません。


5 デジカメ、ビデオカメラ

  現場検証に役立つが、最近のiPhone、機能アップした携帯電話でも代替できるような気がする。


6 ポータブルプリンタ

  遠隔地で陳述書を作成し、即時に署名押印をもらいたい場合に重宝する。昔とちがって、最近は携帯用プリンタが少なく、キャノンがまだがんばっている感じでしょうか。