ほんのり白ぐ窓のあちら側に
私はついぞ心を奪われないことはない

この星々の腹に立ち
ただうろうろとして
くすぐることを
あるいはそうされることを

ただ蟻のように
行列を行進を逸れた蟻のように
帰る場所をせわしなく捜すように

もう私の傍らに青春はいない
忘却の淵で手を振っている
黄金や透明で酔い続ける心持ちも失われつつあるのだ

私は私自身を探求するあまり
内へ内へと迷い路を進む

家々から燻し出される、幾千もの祈りの一筋
遥か空から見た私の迷い路など
何とたやすくたわいもないことか

ああ、青春よ
戻って来てはくれまいか
そして私を外へと連れ出しておくれ!
陽光と濃緑の中に晒しておくれ!

さあ、アフロディーテよ
愛と美を、性と戦を注いでおくれ!
春の盛りの中へ溶けさせておくれ!

ああ、私には絶望がひそかに棲みついている
何故なら死は
好むと好まざるとに関わらず
いつも我々を待っているのだから



DUDE SG
私はかつて、まさしく修羅であった
あるがゆえ、その強き鎧と剣におごったのだ

澄んだ闇に反応を見出だすのは、胎内で死と別れる事に似ている

故郷を孕ませ産まれ落ちた今、私は孵ったばかりの幼鳥なのだ

君の見つめる窓辺

しなやかに降り立った私の身体には
生を奏で旅する風達にそよぐほど柔らかな鎧が
勇ましく色づいていることだろう


DUDE SG
葛藤の後の一口の酒

私は何を思い描こうと苦心していたのか
気に留めてしまうと永遠になりそうだ
過ぎ去りしあの時はもう
今の私には必要がない

記す間
私は何を記すつもりか忘れてしまった
思い出そうと苦悩している

一口の酒
一時の妄想
顎を掻いた
気を取られた

許容範囲に絶望する
感覚は生き別れた

なのに
感覚は私を悩ませ続けている



DUDE SG