心が動かない
君達の熱や誘いに
私は伝導しない

見えないものに
聞こえないものに
私は私を見出ださない

きらびやかな毒
不条理な憧れ
幻の真実
正当化の傷痕

もうしわけないが。

談笑を
星を
驚きを
胸の痛みを
うまく歌えないホトトギスを
循環を
孤独を
SEXを
一つの願いを
病を
眠りを
感じることを

知っているからだ。


要らないもの
だから私には要らない
要るもの
持っていたり
出番を待っていたり

もうしわけないが。


そして
夕げのにおいに心踊らせ、
足早に家路を辿る少年に立ち返ることが、
どれだけ愛おしさに満ちているかを

思い出せるからだ
夜に集う魔法達に、いつぞ恋をしていた私

歩き食いする私

批判する私

今日も夜が明けた

久しく夜が朝を迎えるのを見てはいなかった

夜は朝には素直だ
縄張りを拡げるためじゃない
もよおして、出したかっただけ

こいつはやるな
アスファルトをものともせずに

こいつにはかけない
こいつは美しいから、こいつを見つめながら用を済ます
いいだろう?
いいさ