『上州土産百両首』

(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび)

何気に「一度堕ちるとなかなか這い上がれない」

そんな教訓を訴えてくる物語。

 

幼馴染のふたり(獅童と菊之助)が堅気になろと決意、10年後の再会を誓います。

男気のある獅童と彼を兄のように慕うドジな弟分菊之助。

最初あらすじを読んで、

獅童はまさしく「ニンにあう」と思ったが

菊之助はどうよ・・・だったワタクシ。

 

謝罪して撤回します。

実に良かった。

先月の政岡とはまるで違う、まさしくドジでちと足りない弟分でございました。

あと、隼人のクズっぷりが秀逸。

 

もうね、最後泣けましたえーんアセアセアセアセ

 

菊之助政岡の巻

 

 

この演目は、別名ふともも祭り、て怒られますか?私爆  笑雷

ええ、誰もそんなこと言ってません。

私が勝手にそう呼んでますが何か?爆  笑雷雷

 

菊之助も獅童も隼人も花道で着物の裾をパァッとめくります。

もうね・・・・悩殺。

この演目は私、幸か不幸か幕見席で。

花道脇だったら鼻血出てるかも・・ておいおいおーい爆  笑雷雷

て私、おかしいのかな。大丈夫かな。

夫には「よそではあまり言わない方がイイ」と言われました。

そうか・・・リアルで言うのはよそう、

と、だからこうしてブログにて全世界発信爆  笑雷雷雷

 

『義経千本桜~時鳥花有里』

(よしつねせんぼんざくら~ほととぎすはなあるさと)

はい、ワタクシ、米吉と染五郎目当てです。

それにしても染五郎、すっかりたくましくおなりになって。

声も、そしてじゃっかん体格も太くなったような。

ますますこれからが楽しみでございます。

 

『妹背山婦女庭訓』(いもせやまおんなていきん)

これは少し前に見た菊之助版があまりにも強烈だったので

どうしても私の中に残る「あっさり感」

いや、良かったんですよ。時蔵も。

途中襲名口上が入ってなんだかこういうの、やっぱりイイなー、て。

華やぎますもん。

そしてなんか「わかった!これからも応援するぞっ!!」て気になるから不思議。

そうそう、途中時蔵が道を聞く「豆腐屋のおかみ」がいるのだが

これが仁左衛門で。

仁左衛門の女方って初めて見たけど、なんかワロた。

て、この役は割とそういうカンジなのだけれど。

で、その娘に梅枝くんが。

 

菊之助お三輪の巻

 

 

 

『南総里見八犬伝』(なんそうさとみはっけんでん)

ここにも米吉&染五郎がっっ!!

物語というよりも、なんかショーっぽく派手にみどころを満載した演出。

だんまりと、あとひとりひとりが名乗りをあげるところがとっても楽しかったです。

ええ、「名乗ってる間に敵はやっつければイイのに」と言うツッコミはさておき爆笑雷

 

『山姥』(やまんば)

今回三代同時襲名の萬壽、時蔵、梅枝が勢ぞろい。

そして獅童Jr.も出てきて大活躍。

もうね、今月はこうやって

「子どもがみな、持っていく」ってやつ?爆  笑雷

 

いいじゃないか、かわいいのだもの

 

『魚屋宗五郎』(さかなやそうごろう)

これもまた獅童のニンに合うわぁ・・・

ええ、菊之助も色っぽくてよかったけどね(しつこい?)

七之助との夫婦の掛け合いがまたイイ。

って、このふたり、大熱演で。

途中花道からひっこむとき、近くで見たんだけど

おふたりとも汗びっしょり。

うわぁ!て。

 

良かったよぅ・・・・て私、酔っ払いはキライですけどね。

と、今月も歌舞伎座フルコースで堪能してしまった自分

 

 

 

今日のお弁当お弁当キラキラ

これ、高いけど(1200円)

若干?シャリが大きいとは言え少ないけど(4カン)

でもでもでも、美味いっっ!!

どのくらい美味いかと言ったら

これを手土産にくれたら積年の恨みつらみを忘れそうなくらい・・て?爆  笑雷