1+1=2とならない無限の世界 | manaweb 塾長

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web学習のmanaweb塾長です!成績が上がらないという方、一回このブログの目次をたどってみて下さい!成績あがるヒントがここに詰まってます。

りんご1個とりんご1個を合わせると個数はいくつになりますか?

足し算で考えれば1+1=2なので2個が答えになりますニコニコ
では2個と2個では2+2あるいは2×2で4個、3個と3個では 3+3 あるいは2×3で6個、・・・これを一般に数学ではA+A=2A と書くことにしていますひらめき電球

ではこれを無限にあるものに使ってみましょう目
自然数は奇数1、3、5、…と偶数2、4、6、…からなっています。
ところで奇数1は自然数1と、奇数3は自然数2と、奇数5は自然数3というように1対1の対応をするので、どちらも過不足なく同じだけであるとみなすことができますサーチ
同様に偶数も自然数と1対1対応するのでおなじだけあるとみなすことができますサーチ

奇数や偶数の個数をそれぞれMと表すと、自然数は奇数と偶数を合わせたものであるから自然数の個数はM+Mつまり2Mとなるはずですビックリマーク
ところが、元来自然数の個数はMであるから M+M=Mという計算が成立しますDASH!
つまり無限の世界では有限の世界での計算のルールは成立しませんあせる

無限のものも無限に種類があることも知られている不思議な世界ですね得意げ
ちなみに無限の世界では要素の個数を濃度と呼ぶことにしています音譜

今回はちょっと難しい話しだったかもしれませんね(^^)