では、前回の続きです。
光合成を行った初期の生物の一つにシアノバクテリアがいます。
シアノバクテリアは、細菌の仲間で、とても小さな生き物ですが、
まわりの栄養を食べるだけの生き物よりも、
たくさんの栄養を得ることができるようになったので、
どんどん仲間を増やして海底に広がっていきました。
シアノバクテリアが行った光合成では、栄養と一緒に酸素も出てきました。
それで地球の大気には、シアノバクテリアが出した酸素がたまっていたのです。
シアノバクテリアは今でも生きていますが、
その他にプランクトンや木や草など、
いろいろな種類の植物が地球上で光合成を行い、
酸素を出し続けるようになりました。
これが、地球に酸素がある理由です!
私達、地球に生けるすべての生物にとって、海は、
「母なる海」ということですね!!